残暑が厳しい9月は、夏の疲れがどっと出て体調を崩しがちな季節。スタミナをつけるためのご飯というと、にんにくたっぷりの丼ぶりご飯のイメージですよね。「スタミナは付けてもどんぶりご飯で脂肪は付けたくない!」そんな女性へおすすめのレシピをご紹介。医療現場で忙しく働く看護師さんでも、帰宅後に10分で簡単に作れるおしゃれでヘルシーなスタミナご飯です。
■餃子の皮で2種類の簡単ピザ
餃子の皮で簡単に作れるヘルシーなピザです。1枚約15kcalと低カロリーの餃子の皮をピザ生地に見立て、具材には野菜やレバーをトッピング。オードブル風に並べてホームパーティーのメニューにもおすすめです。
【材料】
餃子の皮、オリーブオイル、塩、こしょう
彩り野菜のピザ・・・オクラ、ズッキーニ、ナス、トマト、パプリカ、ベーコン、にんにく、チーズ
レバニラピザ・・・レバー、ニラ、パプリカ
【作り方】
1.彩り野菜のピザの材料は全て角切りをし、キッチンペーパーで余分な水分を拭き取っておきます。レバニラピザの材料は食べやすい大きさにカットします。
2.彩り野菜ピザ、レバニラピザともに材料をオリーブオイルで全て炒め、塩、こしょうで味を調えます。
3.餃子の皮に炒めた具材を乗せ、彩り野菜ピザは上にとろけるチーズを乗せます。
4.トースターで焼けば出来上がり。
■疲労回復に効果覿面!スタミナ食材
今回使ったスタミナ食材は、オクラ、にんにく、レバー、ニラ。それぞれのスタミナポイントをご紹介します。
□オクラ
オクラはスタミナ野菜と言われています。独特のネバネバは食物繊維の一種である「ペクチン」と「ムチン」という成分。胃の粘膜を保護して疲れた胃を優しくケアしてくれます。タンパク質の吸収を高める作用もあり、ビタミンも豊富です。
□にんにく
スタミナ食材といえばにんにくですね。「アリシン」という成分がビタミンB1と結びつき、「アリチアミン」という成分に変化します。「アリチアミン」はビタミンB1の吸収率を高めてビタミンを体内に貯蔵する働きがあります。「アリナミン」はこの性質を利用した栄養剤です。
□レバー
レバーは栄養の宝庫。必須アミン酸のバランスに優れ、各種ビタミンも豊富に含まれています。そしてレバーのタンパク質はとても良質で、体に吸収されると、無駄なく血や肉となるスタミナ源。疲労回復やパワーの源になります。
□ニラ
にんにくと同様にニラにも「アリシン」という成分が多く含まれています。アリシンやビタミンB6は、レバーに含まれるビタミンAと合わさることでアミノ酸の代謝がよくなります。レバニラ炒めは理にかなったスタミナ料理ですね。
餃子の皮をトースターで焼くと、パリパリと香ばしく、クリスピーピザのような食感に。スタミナ食材を乗せて焼くだけの簡単スタミナご飯! 是非お試し下さい。