暑さのせいではなく、夜なかなか寝付けない・・・なんてことはありませんか?看護師や保健師、治験コーディネーターなど医療関係でお仕事をされている方は責任感の強い方が多いと思います。寝るまで仕事のことが頭から離れないこともありますよね。日々のストレスを軽減するためにも、良質な睡眠を取ることは大切なこと。今回は短時間でも質の良い睡眠を取る方法をご紹介します。
寝る前には光を見ないようにする
ベッドにスマートフォンを持ち込んで、寝る前になんとなくいじっていませんか?スマートフォンをはじめ、テレビやパソコンのモニターのような光を発するデバイスを見てしまうと、体は眠ろうとしているのに脳は別の刺激を受けてしまっています。寝る1時間前からは部屋の灯りも暗めにして、テレビやパソコンの電源をオフ。スマートフォンはなるべくベッドに持ち込まないようにしましょう。こうすることで睡眠を司るホルモン『メラトニン』が徐々に分泌され、スムーズに眠ることができます。
ビタミンB群を意識的に摂る
『メラトニン』の生成を助けるためには、ビタミンB群を摂るのが効果的です。特にビタミンB12は、脳と関係が深い栄養素で、脳や神経の健康を助ける働きがあります。また、ビタミンB6は脳の神経細胞の興奮を抑制する神経伝達物質(GABA)の生成に関係があります。不足するとイライラ、不眠など精神面に影響を及ぼします。ビタミンB群はカツオ、マグロ、サケ、サンマなどの魚や納豆、タマネギ、海苔、レバー、チーズ、しじみ、煮干しなどに多く含まれています。
寝る前にホットミルクでリラックス
夏でもエアコンの効いた部屋でいることが多いと、意外にも体は冷えています。体の中が冷えていることが原因で快眠できないこともありますので、寝る前は温かい飲み物で胃腸を温めてあげましょう。ノンカフェインのお茶やハーブティーもいいですが、特におすすめなのはホットミルク。牛乳に含まれるトリプトファンがイライラを抑え、ビタミンB群が高ぶった神経を鎮めてくれます。
ベッドに入ったら深呼吸
人は考え事をしていると自然と呼吸が浅くなるため、交感神経が優位になってしまいます。ベッドに入ったら何も考えずに、深呼吸をしましょう。意識的に深い呼吸をすることで副交感神経が優位になり、リラックスすることができます。頭の中から仕事のことを追い出し、深く長い呼吸を何度かしているうちに眠くなってきます。
おすすめ快眠アイテム
良質な睡眠を取るためのアイテムをご紹介します。
■セレッシャル ハーブティー スリーピータイム
出典:Amazon
眠っているクマのイラストがかわいいハーブティーです。安眠効果の高いカモミールをはじめ、スペアミントやレモングラスなどがブレンドされています。
■ロクシタン ラベンダー パフュームド サシェ
出典:Amazon
ナチュラルな生成りの生地がかわいらしいロクシタンのサシェ。リラックス効果の高いラベンダーの香りに包まれていい夢が見られそうです。
■ヌゥまくら
出典:ニッポンセレクト
頭・首・肩の三点を支える機能で、どんな寝姿にも合わせてくれるV字型の枕です。横向きでもうつぶせでも快適な寝心地に。
ベッドに入る時間が遅くなってしまうと、「あと○時間しか眠れない・・・!」と気持ちが焦ることがありますよね。「今日は○時間眠れる」というように、眠れる時間を計算する事はやめましょう。何時間眠れたかではなく、どれだけ心地よく眠れたかのほうが大切です。