「たまには旅行に行って気分転換したい!」と思うものの、なかなか思い切っていける場所が見つからない……。そんな看護師のみなさんにおすすめしたいのが、夜勤明けの3連休で行ける冬の沖縄です。今回は、約53時間で満喫できる沖縄の魅力をピックアップしました!
■沖縄は近い!夜勤明けでも満喫♪
沖縄というと、遠い南の島のイメージを持っている方も多いことでしょう。しかし実際に行ってみると、そこはさすが同じ日本。意外と近い場所なのです。
特に、都心から近い羽田空港からは、1日30便以上が運航しており、昼のフライトもた~くさん!さらに成田空港からはLCC便、伊丹空港や福岡空港などの所要都市においても十分なフライト量があるなど、時間帯が選びやすいので、夜勤明けの看護師さんにもおすすめです。また冬はほど良く過ごしやすい暖かな気候のため、冬でも観光を楽しみたい方に最適なスポットです。
しかし、夜勤明けはやっぱり眠いかなぁ……と、不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか?でも、大丈夫!
羽田⇒那覇のフライト時間は約2時間45分。空を飛んでいる3時間弱の間に、仮眠を取ることも可能です。機内でしっかり眠って目を覚ませば、日常とは違う南の島が待っていますよ。
ちなみに、帰りのフライト(那覇⇒羽田)は約2時間15分と、関東圏内の観光地に車で出かけるのと、さほど変わらないフライト時間です。そのため、空の上からサンセットを眺めながら羽田に戻ってもまだ20時頃と、じっくり遊んでも時間的に支障がないということがメリットのひとつといえるでしょう。
■なんで沖縄? 冬の沖縄魅力
なぜ、冬に沖縄?と思った方にご紹介したいのが、冬の沖縄の魅力です。
沖縄は、本土に比べると一年中を通して比較的暖かく、冬にはコートがいらない日も多々あるなど、とても過ごしやすい環境があります。そのため、疲れた体を癒すにはもってこいの立地と言えるのではないでしょうか?
そして、冬の沖縄でぜひ体験していただきたいのが「ホエールウォッチング」。冬から春先にかけては、沖縄の海周辺にザトウクジラが子育てをしに戻ってきます。そのため、沖縄本島の玄関口、那覇近郊の海でも、クジラに出会えるツアーが多く開催されているのです。
ホエールウォッチングで壮大なクジラの息吹を目の当たりにすれば、病棟でのストレスを、ちっぽけに感じられるかもしれませんね。
さらに夏の沖縄は旅行客で大混雑状態にありますが、ご想像の通り、冬は閑散期。観光スポットや道路、人気のカフェ、海も混雑しにくく、ゆったりした旅行ができることでしょう。
ただし、3月頃までは海には入れないという点は少し残念。とはいえ、混雑しにくい冬の沖縄。場所によっては、静かに過ごせるところもあるでしょう。そのため、アレコレと予定を詰め込みすぎず、カフェや海辺でまったりと過ごすなど、冬の沖縄ならではのプランでリフレッシュすることをオススメします!
■【看護師向け】冬の沖縄 夜勤明け3日間でいきたいオススメスポット
冬の沖縄は、気候も穏やかなため、比較的観光しやすい時期だと言えます!そこでパワースポットや海レジャーなど、沖縄を代表する人気のオススメスポットをいくつかご紹介しますね。
・斎場御嶽(せいふぁーうたき)
世界遺産に登録されている、琉球最古の聖地です。パワースポットとしても人気の高いこの場所は、沖縄の原生林を抜けた後に現れる大きな岩がシンボル。その岩の間を通り抜けた先には、美しい海が見渡せる場所があります。そして沖縄では、海の先、地平線よりも更に奥には、「ニライカナイ」という場所があると考えられており、天国のような死後の楽園として言い伝えられているのです。
沖縄の方にとっても大変神聖な斎場御嶽で、忙しさに追われるような心をリセットし、ゆったりと落ち着きを取り戻す時間にしてみてはいかがでしょうか?
・青の洞窟
夏よりも、透明度が高くなる冬の沖縄の海。実際の海開きは、3月頃となりますが、水温は20℃以上になることが多いので、ウェットスーツを着れば冬でも沖縄の美しい海を楽しむことができます。
なかでも訪れたいのは、幻想的な「青の洞窟」。大人気スポットのため、夏のベストシーズンには、人であふれかえっています。しかし人が多いと、海に反射する神秘的な青の光も半減してしまうため、人が少ない冬のこの時期が断然オススメです!
・やちむんの里
沖縄の伝統的な焼き物「やちむん」を販売している工芸村です。駐車場から小高い坂を登ると、大きな登り窯が現れます。村内の工芸家たちは、年に数回のみ、この大きな登り釜で陶器を焼くのがこの村のならわしです。そのため年に1回の読谷山陶器市に向けた窯出しを12月に終えたばかりの冬は、陶器のラインナップも比較的豊富だと言えるでしょう。
そして、シンボルでもある登り窯を囲むように、各工芸家が活動する工房が点在します。それぞれの工房や売店では、沖縄らしい色合いやデザインの「やちむん」が並び、どれを買おうか悩んでしまうほど。ご自身や大切な人へのお土産に、一つ一つ丁寧に作られた世界に一つのやちむんを選んでみてはいかがでしょうか。またカフェもあるので、ゆっくり楽しめるはずですよ。
・瀬長島
那覇空港の程近くにある「瀬長島」という場所は、アクセスの便利さはもちろん、沖縄の海の上に飛びたつ飛行機の離着陸が至近距離で眺められることでも人気のスポットです。
近年では新スポット「ウミカジテラス」がオープンしたこともあり、ウミカジテラス内のカフェやテラスで、沖縄の海に落ちる夕陽や、飛行機を眺めてまったりする人も増えていると言います。またウミカジテラスは地中海リゾートのようなデザインの白い建物のため、海と合わさるその建物の様子が、南国リゾート感をさらに盛り上げてくれることでしょう。
現実に帰るフライトの前に、サンセットを眺めながら明日からの日常に向けて心を癒してみませんか?
■うちなー時間を満喫する、癒しの旅へ
沖縄では、「うちなー時間」という時間の観念があることをご存じでしょうか?南国の穏やかな気候がゆえに、沖縄の人々も時間を気にせずゆったりと過ごすという風習です。
その言葉の通り、沖縄には言葉には表せないような、緩やかな癒しの時間が流れているように思います。
また空気も澄んでいるため、夜勤明けの疲れた身体で行く際には、心地よい風が吹く中で、波の音を聞きながら浜辺で昼寝・・・なんていう贅沢な時間の過ごし方もいいかもしれませんね。日々忙しさに追われているという看護師のみなさんも、うちなー時間を満喫しに出かけてみてはいかがでしょうか。