仕事をしている以上、職場での人間関係の問題はつきもの。医療現場で働いている場合、なおさら、同僚とのコミュニケーションが大切になってきますよね。常に緊張感求められたり、女性が多かったりという理由から、人間関係が複雑になってしまうことも少なくないようです。そして、その原因が自分にあるという場合もしばしば……。そこで今回は、同僚との関係が悪くなってしまう原因と、改善方法を3つご紹介していきましょう。
■いつもイライラしている
同僚の仕事に対する姿勢が、イライラの火種になることも多いもの。自分自身がイライラしていることが、同僚のイライラに火をつけ、知らず知らずのうちに、自らが職場の雰囲気をピリピリさせてしまっているかもしれないのです。とくに、「楽しい・幸せ」といったポジティブな感情よりも、「イライラ・怠慢・無気力」といったネガティブな感情のほうが相手に伝わりやすいため要注意。できるだけ、笑顔で周りに接して、明るい雰囲気で仕事を遂行していきましょう。
■影で悪口を言ってしまったことがある
医療現場では多くの人と関わるため、それだけ人間関係もさまざま。そのぶんだけ気疲れをしてしまったりと、ストレスが多くなってしまうのではないでしょうか? 患者さんに対する愚痴、医師、同僚、後輩への愚痴、数えればきりがありませんよね。愚痴をこぼしたくなる気持ちもわかりますし、納得のいかないことがあれば、誰かを悪く言いたくなるのは当然のこと。しかし、いつも怒っていたり、愚痴を言ったりしている人は、眉間にシワが寄っていたり、顔の表情も暗くなりがちです。「あの人はいつも愚痴ばかり」「一緒にいると暗くなる」と思われてしまっては、憧れの職業である「白衣の天使」という印象が台無しです。愚痴をこぼしたいことがある場合には、職場とは関係ない友人や家族などに聞いてもらうのが◎。仕事中は愚痴を言わないと決めるなどして、同僚との関係が悪化するのを回避しましょう。
■挨拶をしていない
挨拶は、コミュニケーションの基本ですよね。しかし、忙しかったり、なにかしている最中だったりすると「まぁ、いっか……」と、つい挨拶をせずにやり過ごしてしまことはありませんか? 「おはよう」の挨拶からはじまり、「お疲れ様」までと笑顔で一日を終えることは、信頼関係を築く上でとても大切なことです。せっかくですから、これを機に、職場で一番感じのいい挨拶をすることを目標に掲げてみてはいかがでしょう? きっと、意識するだけで、周りからの信頼度をグンと上げることができるはずですよ。
「親しき中にも礼儀あり」という言葉を忘れずに、仲の良い同僚でも、そうでない人同僚にも、いつも思いやりをもって対応していけたら素敵ですよね! 続けていけば、きっと相手もその思いやりに応えてくれるはずですよ。