見た目にはわからなくても、意外と困っている方が多い手汗トラブル! 手のジメジメ状態が続くと、かゆみや湿疹に繋がることもあります。手をよく使う、看護師という仕事だからこそ、手汗になんて悩まされたくないですよね。そこで今回は、手汗の解決策を3つご用意しました。手汗に悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね。
■看護師にとって手汗は悩みの種!
看護師の仕事は、患者さんのお世話はじめ、手術の補助や事務作業など手を使う機会が多いもの。ですので、手が湿っていると困ってしまいますよね。看護師のみなさんに欠かせない、使い捨て手袋が入りにくくて、困った……という方も少なくないのではないでしょうか? 清潔感が命の看護師にとって、手汗はないに越したことはありません。まずは、できることから対策していきましょう!
■解決策1:手汗用の制汗剤を使う
みなさんは、制汗剤に手汗用があることをご存知ですか? ワキなどのデリケート部分に使われる制汗剤とは違い、手汗に特化した成分で作られているため、その効果も期待できるといわれています。まだ試したことのない方は、一度試してみるといいかもしれません。ただし、汗腺をブロックする制汗剤は、肌への負担も大きいため、寝るときは洗い流し、付けたままにしないよう気をつけておきましょう。また、制汗剤と併せてベビーパウダーなどを使うのもおすすめです。汗が出てきても吸収してくれるため、手をサラサラの状態に保つことができますよ。
■解決策2:手汗に効果的なツボを押す
気温に関係なく手に汗をかいてしまう場合は、ストレスや睡眠、食事などによって自律神経が乱れてしまっているのかもしれません。とくに交感神経が強くなってしまうと、汗腺が活発になってしまいます。交感神経を抑えてくれるツボを押して、対策していきましょう。掌の真ん中あたり、くぼみにあるツボ「労宮(ろうきゅう)」と、人差し指と親指の付け根にある骨のくぼみにあるツボ「合谷(ごうこく)」を親指のはらなどでゆっくり押してみましょう。ツボ押しは、痛気持ちいい圧で押すのがポイントです。仕事の合間や、移動時間にツボ押ししてみてくださいね!
■解決策3:食品(大豆イソフラボン、発酵食品)を摂る
ホルモンバランスの乱れによって、手汗が引き起こされているケースもあります。女性ホルモンの構造に似ている大豆イソフラボンを摂って、ホルモンバランスを正常に戻してあげましょう。お豆腐やお味噌などで補うのもいいですし、納豆などの発酵食品は、腸の働きを良くしてくれる効果もあるため、一石二鳥です。自炊する習慣がないという方も、すぐに食べられるので、ぜひ積極的に摂るようにしてみてくださいね。
いかがでしたか? どれも簡単で手軽にできる対策ばかりですので、手汗が気になる場合には、ぜひ試してみてくださいね! サラサラの手で、快適に過ごしていきましょう!
この記事の監修者:山下真理子
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