じわじわとブームになっている「塩トマト」。簡単に作れてヘルシー! しかも調味料としても使えるので、普段の食卓で気軽に取り入れることができて、忙しい看護師のみなさんにはぴったりです。ぜひ、一度試してみませんか?
■塩トマトとは?
塩トマトは、トマトを細かく刻んで、ハチミツと塩に漬けたものです。トマトはもともとアミノ酸のひとつであるグルタミン酸を豊富に含んでいますが、その旨み成分は、塩の浸透圧によってさらにアップ! 塩の代わりに調理に使うことで旨味をアップしてくれます。作り方はとても簡単。トマトを1cm角ぐらいに刻み、すりおろしたにんにくを適量と、塩とはちみつ(それぞれトマトの重さの10分の1の分量)を加えて、ひとまぜしたら、清潔な保存瓶に入れます。半日から一晩ぐらい漬けておけば、とろっとした食感が食欲をそそる、塩トマトの完成です。ソースでもよし、下味にもよし、和洋中なんでも合う調味料の塩トマト。しかも、1週間程度日持ちしますので、常備しておけばとても便利ですよ。
■塩トマトの美肌&ダイエット効果
いよいよ秋も深まってきましたが、夏の紫外線ダメージを受けたお肌、しっかりケアできていますか? 塩トマトは、傷んだお肌の修復にも一役買ってくれます。トマトには抗酸化作用が高い「リコピン」という成分が含まれており、紫外線を浴びることで発生する活性酸素をリコピンが退治してくれるのです。お肌のシミやシワを防いでくれる働きや美白効果、日焼け後のゴワゴワ肌を柔らかくしてくれる働きもあるので、その効果は一石二鳥、三鳥です。また、食後の血糖値の上昇を抑える働きがありますので、ダイエット効果もバッチリ。種の部分には「トマトシドA」が含まれ、コレステロールの上昇を抑えてくれる働きもありますよ。リコピンは熱に強いので、加熱調理しても効果を発揮します。朝に食べるとリコピンの吸収率がさらに高まるといわれているので、朝食にもぜひ取り入れてみてくださいね。
■塩トマトを使ったレシピ
そのままパスタやサラダにかけても美味しい塩トマトですが、卵焼きに入れたり、炒め物に使ったりと、調味料としても大活躍。簡単夕食に、ビタミンBたっぷりの豚肉を使ったこんなメニューはいかがでしょう?
~塩トマトDE生姜焼き~
<材料>(2人分)
豚肉薄切り 200g
塩トマト 大さじ2
ショウガ:1欠片(すりおろす)
ごま油 適量
<作り方>
1. 材料をすべてまぜて30分ぐらい冷蔵庫に置く。(まぜるときにポリ袋を使うと便利)
2. ごま油をフライパンに入れ、中火であたためる。香りが立ってきたら、お肉を広げながら焼く。
3. お皿に盛る。好みの野菜(キャベツの千切りやレタスなど)を添えるとよりヘルシー。
作り置きしておけば、料理の救世主になる塩トマト。忙しいと、ついつい手を抜きがちな食事ですが、塩トマトを活用すれば、おいしくきれいになれるはずですよ! 忙しい看護師のみなさんも、毎日食べて、今年中に美肌&ダイエット成功目指しませんか?