夜勤中の食事って太りそう……と、気にしている方も多いはず。看護師という不規則な職業柄、夜勤中の食事の取り方は、体重を大きく左右します。そんな看護師のみなさんに試してほしいのが、この「冷やしおにぎりダイエット」。夜勤中の食事を、この冷やしおにぎりに変えれば、念願だったダイエットを成功できるかもしれません!
■夜勤の食事に炭水化物!? 食べても痩せるって本当?
糖質制限ダイエットとは、炭水化物を食べない、あるいは控えることで、効果が期待できるダイエットです。炭水化物とは、主食となるお米やパン、パスタ、麺類などのこと。しかし、最近では、炭水化物をバランス良く摂って痩せるほうが、健康的にきれいに痩せると提唱する専門家も増えているそうです。
そこで、今回おすすめしたいのが「お米」を使った“冷やしおにぎりダイエット”。冷やしたおにぎりを食べるだけなので、忙しい看護師にもピッタリです!
■夜勤にぴったり! 冷めたおにぎり限定「レジスタントスターチ」の効果
お米などに含まれるでんぷんは、消化のよいα(アルファ)でんぷんと消化されにくいβ(ベータ)でんぷんに分けられます。この違いは、でんぷんの結晶構造が膨張しているか、していないかです。αでんぷんの代表は、炊いたご飯。そして、このご飯が冷めると、βでんぷんである難消化性でんぷん「レジスタントスターチ」へ変わるのです。
レジスタントスターチは、体内で食物繊維のように働き、腸内環境をきれいに整えてくれます。また、脂肪燃焼を促進したり、食後に血糖値を上げにくくしたりする効果も期待できます。
■夜勤にどう取り入れる!? 冷やしおにぎりダイエットの方法
「炭水化物抜きは辛い」という方にも最適な冷やしおにぎりダイエット。手順はいたって簡単です。2〜3合分のご飯をおにぎりにするだけ。これを1日何度かに分けて食べます。冷やしおにぎりを食べるダイエットなので、美味しそうに見えても、炊きたては食べずに我慢してください。
具は、梅、こんぶ、おかか、岩のりなどの脂肪分が少ないものを選びましょう。ツナマヨや味のついたお肉などは、塩分や油分か多いので避けてください。おかずは、野菜をメインに。サラダ、おひたし、スープや味噌汁などがおすすめです。特に夜勤中は、血糖値を上げないよう、野菜から食べるようにしましょう。
■冷やしおにぎりダイエットの注意点
おにぎりといえば、コンビニ食の王道ですよね。しかし、市販のおにぎりの場合、白ご飯に見えても、調味料や油を混ぜて炊いているものも多いので、なるべくご自身で炊いたご飯を召し上がってください。また、あたため直すのもNGです。
そして、ダイエット期間中は、甘いものや果物、アルコールは避け、パンやパスタ、イモ類などほかの炭水化物は食べないようにします。そして、おにぎりにするご飯は、固めに焚いてよく噛んで食べましょう。噛む回数が増えると、さらにダイエット効果がアップします。期間は1~3週間を目処に、年2回くらい「冷やしおにぎりダイエット」期間を設けると体にも負担になりにくいはずです。
ダイエットというと、面倒なイメージが強いですが、このダイエットなら、すぐに始められ、方法も簡単です。普段の食事を極端に変えることなく、おにぎりを食べるだけなので、忙しい看護師さんにぴったり! おにぎりなら夜勤にも持参しやすいですし、食事としても満足を得やすいもの。ぜひあなたも試してみてはいかがでしょうか?