「日が延びたなぁ」と感じられるようになってきましたが、なにかと忙しい看護師の皆さん。最近、お日様の光を浴びていますか? 日光には健康にさまざまな効果があります。暖かくなってきたこれからの季節、日向ぼっこでストレス解消をはじめませんか?
■お日様で体内時計をリセット!
体内時計は、昼間は心身ともに活動的に、夜は休息するリズムを自然的に作り出すためにヒトの体に備わったもの。この体内時計は太陽の光と深く関わっています。
朝日を浴びると、休息モードだった体内時計がリセットされます。眠っていた脳と体を目覚めさせ、活動モードへと切り替えるのです。ちょっと早起きして5分でもお日様の光を浴びるようにすると、スッキリした朝を迎えやすくなるはず。とは言え、その5分が惜しいのが忙しいメディカル女子の本音ですよね。そんなあなたは、まず朝起きたらカーテンを開けてみましょう。そして、朝食を窓のそばで食べたり、コーヒーなどの飲み物をベランダで飲んだりするのもオススメです。さらに、散歩をしたり、出勤ルートを変えていつもより長めに歩いたりするだけでも、体内時計が活動モードへ変わり、一日を気持ちよく過ごすことができますよ。
■幸せホルモン「セロトニン」を作ってくれる!
「セロトニン」は、心を元気にしてくれる脳内物質です。セロトニンが十分に分泌されていると、ストレスが溜まりにくく、幸せ体質になれると言われています。逆にセロトニンが十分でないと、イライラして落ち込みやすくなることも。また、うつ予防や改善にも、セロトニンは大事な役割を果たします。現代の生活パターンの中には、幸せホルモンであるセロトニンを減らす原因がたくさんあります。たとえば、昼夜逆転の生活・一人での食事・ファーストフードやコンビニ食など偏った食生活など。シフト勤務で、忙しい毎日が続く看護師の方々には、これらの生活習慣を避けられないことも多いですよね。では、どうしたらセロトニンの分泌を増やすことができるのでしょうか? 答えはお日様の光。目から入る光の刺激で、セロトニン分泌が活性化されるのです。天気のよい日は屋外でランチをしてみるのもオススメです。太陽の下、のんびりと過ごす時間を作ってみてくださいね。
■ストレス対策に役立つビタミンDを作ってくれる!
ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進し、骨を丈夫にします。カルシウムは不足すると、イライラしやすくなるともいわれていて、ビタミンDが不足すると、うつになりやすいという研究もあります。つまり、ビタミンD不足はメンタル面に影響を与えてしまうのです。ビタミンDは日光によって合成されます。ちょっとしたことでも、イライラを感じやすいあなたは、お日様に当たってみましょう!
いかがでしたか? あなたもぜひ、たった5分から始められるストレス解消法“日向ぼっこ”をはじめてみませんか?