フランスの家庭料理「ケークサレ」をご存知ですか。ケークサレとは、塩味のケーキのこと。甘いケーキではないので、朝食やお酒のお供にも幅広く使えます。そして、なんと言っても「材料を混ぜてオーブンで焼くだけ」というお手軽さがポイント! 医療系女子の皆さんだったら、夜勤中にちょっと小腹が空いた時にもオススメですよ。今回は枝豆とサーモンのケークサレをご紹介します。
■枝豆と大豆は同じもの!?枝豆に隠された栄養素とは
見た目も違う枝豆と大豆ですが、元は同じもの。大豆の成長過程において、未熟なときに収穫したものが「枝豆」です。更に成長させて収穫したものが「大豆」。枝豆は豆と野菜の両方の栄養素を兼ね備えた、栄養満点の緑黄色野菜。豆の代表的な栄養素のタンパク質はもちろんのこと、大豆には含まれていないビタミンCやβカロチンまで含まれています。また、枝豆に含まれるアミノ酸メチオニンは、アルコールの分解を促して肝機能の働きを助けてくれるので、お酒の席にはピッタリのおつまみ。5月くらいから旬を迎える枝豆ですが、冷凍のものであれば一年中手に入るので健康と美容のために積極的に食べたいですね。
■ケークサレのアレンジは無限!具だくさんでヘルシーに
せっかく手作りするのなら、少しでもヘルシーに作りたいですよね。野菜たっぷりで作るのもオススメですが「塩味のケーキ」というのが特長なので、ベーコンやスモークサーモンなど、少し塩気のある具材を合わせるのがオススメ。あとは、緑や赤など色鮮やかな野菜を追加しましょう! 基本の材料を覚えてしまえば、具材を変えるだけでも色んなアレンジを楽しめます。
□枝豆とサーモンのケークサレ
〈材料/パウンドケーキ型18cm〉
・枝豆:50g(殻を取った状態)
・スモークサーモン:80g(細かく切る)
・ミニトマト:4個(1/4の大きさに切る)
・チェダーチーズ:30g(細かく切る)
・薄力粉:100g
・ベーキングパウダー:小さじ1
・卵:2個
・豆乳:1/2カップ(牛乳でも可)
・オリーブオイル:50g
・塩コショウ:適量
〈作り方〉
1.オーブンを180℃の余熱で温めておく。パウンドケーキ型にオーブンシートを敷き詰めておく。
2.ボウルに卵を割り入れ、ほぐしたら、牛乳を加えよく混ぜる。
3.2にオリーブオイルを少量ずつ加えよく混ぜたら、更に枝豆、チーズ、スモークサーモンを加え、混ぜ合わせる。
4.3に小麦粉とベーキングパウダーをふるい入れ、粉っぽさがなくなるまでさっくり混ぜる。
5.4をパウンドケーキ型に流し入れ、型を軽く台の上に落とし、空気を抜く。上にミニトマトを並べたら、180℃のオーブンで45分程焼く。竹串を刺して、何も付いてこなかったら完成!(焼き足りない場合は、5分ずつ焼き時間を足していく。)
ベーコンとほうれん草、ジャガイモなどの組み合わせもオススメです! カットも自在なので、持ち寄りパーティーの手土産にも大活躍すること間違いなし。