【氏名】 M・Y さん
【資格】 保健師、第一種衛生管理者
【略歴】 病院→特別養護老人ホーム→区立幼稚園→保健所
【現職】 自治体で行政保健師として勤務
【環境】 医療職20名、対象：区民
担当コメント
行政保健師として活躍されているYさんへインタビューをしてきました！
Yさんはご家庭・子育てと両立して行政保健師の経験を積まれ、地域住民の健康サポートに従事していらっしゃいます。
インタビュー実施：2023年4月
【質問1】パソナに登録していただいたきっかけを教えてください。
初めて行政保健師の求人を探していたところ、パソナで求人があったためです。
自宅から徒歩圏内の求人があったのでその時は「すぐに転職したい」ということではなかったので応募はしませんでしたが、パソナでは行政求人を多く取り扱っていたので登録だけしてみました。
【質問２】「行政保健師」の仕事内容を教えてください。
地域住民の健康維持を目的として業務に従事しています。
①母子保健事業：母子手帳の交付、健診事業
②成人保健：健康教室の運用（テーマ：糖尿病、高血圧、産後の父母について）、各種相談（歯科、栄養）
③精神保健：精神疾患を持っている方への面談、自立支援の福祉サービスの相談全般、家族会の運営
※業務割合
①：②：③＝５：２：３
【質問３】1日の業務の流れを教えてください。
8時30分：出勤
8時35分：朝会
その後午前中：電話対応、窓口対応、事務作業
12時～13時：休憩
13時～16時：健診
16時～17時15分：電話対応、窓口対応、健診の事後処理
【質問４】今のお仕事に就いたきっかけを教えてください。
病院にて糖尿病等で既に治療レベルとなっている人を見たときに、予防の段階から関わりたいという気持ちを強く持ち始めました。
一度、家庭に入ったものの、再度お仕事を探すときは予防に特化する保健師業務に従事したい、そして地域方々の健康に密に関わることで少しでも自分が地域貢献できるようになりたいとの想いを抱いたためです。
【質問５】「行政保健師」のお仕事のやりがいは何ですか？
老若男女問わず、多くの人からの悩みや相談を受け止める中で、一人ひとりが求める話をできたと感じたときにやりがいを感じます。
【質問６】これまでのどんな経験が、いまのお仕事に活かせていますか？
子育てしている経験がとても活きました。
子育て経験はブランクでしかないと思っていましたが、自分と同じ子供の発達時の不安な気持ちや悩みを持つ区民の方と接するときに相手の立場になって物事を理解し、対応することができました。
業務を通して「子育て」をマイナスに捉えるのではなく、プラスとして捉えることができるようになりました。
子育てが事情で職場から離れている方も前向きに挑戦できる業務の一つだと思います。
【質問７】どんな方にオススメなお仕事ですか？
待遇面では土日祝がお休みとなるお仕事が多いので、ワークライフバランスを重視する人にオススメです。
業務面では相手の話を聞いた上で、自分の意見を伝えられる人にオススメです。
対区民だけでなく、対職員の健康への配慮もあるので前向きに保健師業務に挑戦できる環境になるかと思います。
