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応援ナースにインタビュー!!

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【質問1】パソナに登録していただいたきっかけを教えてください。

10年ほどまえ、他社の派遣会社で応援ナースをしている友人から、応援ナースという働き方を紹介され、パソナメディカルに登録しました。

当時は、まだ「応援ナース」という働き方の知名度が低く、導入されている人材派遣会社も少ないなか、パソナ(当時パソナメディカル)は応援ナースの先駆けでした。

もともと、同業他社の派遣会社にも3、4社は登録していたと思います。前職を退職してから2年のブランクがあったので、正社員での転職よりも、派遣のほうが転職しやすいかな? という軽い気持ちで登録しました。

【質問2】看護師の仕事内容を教えてください。

清潔援助、排せつ介助、食事、与薬、内服管理、点滴、退院支援、医師と患者の間の調整、検温、カンファレンス、患者指導、新人・中途教育、検査準備、オーダー確認、体交、記録、PC処理、処置介助などを病棟看護師が行っています。

【質問3】看護師を目指したきっかけは何ですか?

自分の入院と祖母に影響されたのがきっかけでした。また看護師は、国家資格だから。

学生時代はバスケ部などの運動部に所属していて怪我が多く、手術のため入院した経験があります。入院するまでは、病院に対して暗くて怖いイメージを持っていましたが、実際に入院してみると、看護師さんが優しく対応してくださり、安心できる場所だと感じました。

それに小さい頃から、祖母が病院内で清掃の仕事をしており、「病院」という職場の良さを教えてくれたこともあります。そのおかげで、看護師という職業に良いイメージを抱くようになったのだと思います。

【質問4】1日の業務の流れを教えてください。

8;30 出勤、情報収集
8:40 申し送り
9:00 清潔援助、点滴準備
10:00 検温、点滴、入退院の対応、記録、PC処理、検査
12:00 配膳、食事介助、与薬、下膳、交代で昼休憩
13:30 検温、排せつ介助、入退院の対応、カンファレンス、検査、記録、PC処理
16:30 夜勤者への申し送り
17:00 退社

【質問5】職場はどんな雰囲気ですか?

和気あいあいとしています。職員の入れ替わりもありますが、チームワークがとてもある職場です。勤務歴が長いということもありますが、師長さんが話しやすく、自分の考えも包み隠さず言えるような働きやすい職場です。

また現在、今年入った新人職員の方の指導もしています。教えることに難しさを感じることもありますが、分からないことや初めて対応するケースがあっても、「自発的に調べる」ということを身につけてもらえるように教育しています。

当初、現職は初回の3か月更新で満了終了し、人気の沖縄応援ナースへ行こうと思っていました。これまで自分が経験してきた治療方針・看護論と、現職の方針との違いに戸惑いがあり、悩んでいたからです。

しかし、あっという間に3ヶ月が過ぎ、職場の皆さんとも仲良くなっていました。すっかり居心地も良くなり、気がついたら5年弱勤務していたんです。

【質問6】看護師の仕事で、楽しいと思うことは何ですか?

病気の原因が判明した患者さんが、治療を行うことで回復し、退院が決まることです。退院が決まった患者さんは、とてもワクワクして楽しそうにされています。その嬉しい気持ちを感じ取ると、自分まで「これまで支援してよかった」と、とても楽しくなるんです。

ただこの気持ちは、いざ退院の日が近づくと、とても寂しい気持ちになります。矛盾していますが…(笑)。

【質問7】落ち込んだとき、仕事が上手くいかなかったときにどう乗り越えていますか?

その場では、すごく落ち込みます。特に20代の頃は、ミスに気づいた後、先輩や上司に報告をするべきか悩んでしまい、気持ちを引きずってしまうことが多くあったんです。でも経験を積んだいまでは、ミスをしてもすぐに報告することで、結果的に落ち込む時間も少なくなりました。「報・連・相」をしっかり行い、反省すべき点もしっかり改めます。そして、「いかに次に活かすか」ということを意識するようにしています。

落ち込む程度にもよりますが、個人的には寝たり休日になると、すぐに忘れちゃいます。若いときはそれができなくて、病院からの電話を怖かったり、休みの間も考え込んだりしていました。あの頃はまだ経験が浅く、うまく乗り越えられずにいたのでしょうね。

現在、地域包括ケア病棟で勤務しています。患者さんの中にはターミナルの方もいらっしゃり、人の生死を目のあたりにする機会が多くあります。

入院中、生きていることが辛そうにされている患者さんも多いので、辛い気持ちで死去されるのではなく、生きている間は、心安らかに過ごしていただけるように、日々仕事をしています。

【質問8】仕事をする上で一番大切にしていることは何ですか?

以前は、患者さんを自分の家族のように看護することでした。でもいまは、仕事を楽しむことです。もちろん、患者さんには、家族のように愛情をもって接しているつもりですが、20代の頃は患者さんに感情移入し過ぎるところがあり、精神的に辛いときが多々ありました。

また前職を退職した後、海外の介護士の資格を取得し、2年間海外のナーシングホームで介護職として働いていました。そこで働き始めて間もない頃のことです。職場で「何の仕事をしたらいいですか?」と質問をしたところ、同僚のインド人の女性から「ただ仕事を楽しめばいいのよ」と言われたことがあります。

看護という仕事柄、仕事を楽しむなんて不謹慎だと思っていました。そんな風に考えたことは一度もなかったので、「仕事を楽しんでもいいんだ」という彼女のこの言葉が、とても衝撃的だったのをいまでも鮮明に覚えています。

前職では職場の人間関係から悩み退職をしていまして、看護師は向いていないかもしれないと思っていました。またこうして看護の現場に戻ることができたのは、彼女の一言が非常に大きいです。また前職で悩んでいた出来事も自分の考え方一つで、前向きになれたのかもしれない、と今となっては感じています。
この海外での経験から、「仕事を楽しむこと」を大切にしています。それに、看護師が楽しくない顔で仕事をしていると、患者さんにも気持ちが伝わってしまいますよね。

だから、いまは仕事を楽しむようにしています。私に会うと、毎回ハイタッチしてくる、患者さんもいらっしゃるくらいですよ(笑)。

【質問9】これまでのどんな経験が、いまのお仕事に活かせていますか?

これまでは急性期の脳外科や脳神経内科・手術室で働いていたのですが、いまの看護(地域包括ケア病棟)にももちろん活きています。

たとえば、脳外科の既往歴がある患者さんの場合だと、気を付けるとことが色々あるんです。また手術をしている患者さんなら、どのような手術をしてきたのかがリアルに想像できるので、いままでの経験が活きます。看護師は経験の積み重ねがすごく大切です。

看護師は、担当科目が変わると、新たに勉強をしないといけません。休日には自発的に研究会に参加したり論文等を読んだりして、その都度勉強するように心がけています。

【質問10】どんな方にオススメなお仕事ですか?

応援ナースという働き方は、自分に合う職場を見つけたい人や、組織というしがらみの中にいるのが苦手な方にオススメだと思います。

看護師は正社員として入社することのほうが多いと思いますが、派遣社員で入社した場合、契約期間が事前に決まっているので、その病院が本当に自分に合っているかを試すことができます。

良ければそのまま働いて、合わなければ違う病院へ移る、といった形でもっと気軽に皆さんに利用してもらいたいです。

私自身、組織のしがらみの中にいるのが苦手なので、いまの3ヶ月更新で働くことのできる派遣という働き方は、とても自分に合っています。

【質問11】休みの日は何をしていますか?

旅行です。最近は、国内旅行が多いですね。直近だと、海鮮が食べたくて北海道に行きました。本当は長期休暇がいただけるなら、海外旅行に一番行きたいです。2年間海外にいたので、会話に困らない程度には英語も話せますから。旅行は、妹と2人で行くときもありますが、1人でも行きますね。

あとは、おいしいものを食べに行ったり、友達とご飯を食べておしゃべりしたりしています。いまの趣味は、趣味探しです。YOGA、サーフィンをしに沖縄にも行ったりもしましたが、なかなか1つのものに興味が続かないですね(苦笑)。

【質問12】今後、携わりたい仕事や、目指しているキャリアがあれば教えてください。

真面目なことを言えば、ケアマネージャーの資格を活かしたいと思っています。これからの時代は、病院ではなく家で看取るようになると思うので、少しでも安心して看取れる環境を作りたいですね。

病気であっても、好きな場所で好きな人と過ごせる場所を作りたいなって思います。そのほかにも好奇心が強いので、医療には関係ないこともたくさんしてみたいです。

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