トラベルナースにインタビュー！！

インタビューキャリアトラベルナースナース看護師

【質問1】パソナに登録していただいたきっかけを教えてください。

ツアー看護師の働き方に興味があり、派遣でツアーをしている知人に紹介してもらいました。いままではひとつの病院で長く働いていたのですが、大きな組織に左右されない自由な働き方に興味を惹かれたので、登録させていただきました。

【質問2】看護師を目指したきっかけを教えて下さい。

発端は小学生の頃、白衣を着た看護師に憧れを持つようになったんです。ナースキャップを被った姿が、とてもかわいらしくて。それに、母は看護師ではありませんが、耳鼻科で働く母の姿を小さいころから見ていて、看護師になりたいと思うようになりました。

また、叔母が入院したときのことでした。吸引を行った看護師がとても乱暴で優しくない対応をしたんです。その態度を見て、「私ならこんなふうに関わったりしない」「もっと優しくできる看護師になりたい」という深い志を持つようになりました。

【質問3】1日の業務の流れを教えてください。

午前中は、病棟でカルテなどから患者さまの情報収集、ミーティングを行います。そして、その日の患者さまの予定や、注意することなどの報告事項を師長や主任から受けます。その後、患者さまのバイタルサインチェック、状態観察、症状の観察、検査介助、保清をします。

記録は合間で取ります。そして患者さまのお昼のセッティング（配膳、配薬、食事介助、口腔ケア、下膳）。その後、休憩に入ります。

午後からは、午前中に出来なかった処置の実施や異常者の再検査をし、最終ラウンドを行います。そして、夜勤者に申し送りをした後、退勤になります。

【質問4】職場はどんな雰囲気ですか？

スタッフは、みんな明るくて気さくな人たちばかりです。わからないことは、誰にでも聞きやすいです。週に2回の入浴時には、患者さまの移送でバタバタしていますが、むしろ活気があり働きやすいと思います。

【質問5】看護師のお仕事で、楽しいと思うことは何ですか？

患者さまが元気になっていく姿を見みるのが、嬉しくて楽しいです。歩けない人が歩けるようになることや、身体に挿入された色んな管が抜けると「良かったー!!」と思います。療養の看護に携わる際、高齢者の患者さまとワイワイおしゃべりしながら一緒に笑い合える時間も楽しいです。

また、スタッフと話し合いながら、同じ方向性の看護・処置をして良い結果が得られたときも楽しいなと感じます。

【質問6】落ち込んだとき、仕事が上手くいかなかったときにどう乗り越えていますか？

落ち込んだときは、心を許せる仲間や友人にお酒を飲みながら話を聞いてもらいます。状況がわからないにしても、受け止めてくれる相手に話をすることで乗り越えられています。

【質問7】仕事をする上で一番大切にしていることは何ですか？

昔から思っているのは、かゆいところに手が届くような看護をすることです。そこまでする必要はない、出来る人に対してもしてあげると、やりすぎだと批判されることも無くはないですが、患者さまの心の細部にまで目を配れるように心がけています。

ほかにも、適当な仕事のやり方をしないようにしています。時間がかかっても最後までやりとげることや、スタッフや患者様との約束は守る。笑顔や元気。患者様個人と向き合う事を大切にしています。

【質問8】これまでのどんな経験が、いまのお仕事に活かせていますか？

新人から11年間務めた病院でお世話になった先輩、後輩、上司との出会いが、いまの仕事に活きています。看護の考え方や、患者さまとの対応などに対して受けた指導、細かい気配りや丁寧に対応するスタッフの姿をたくさん見てきました。

また、別の就業先では、どんなに忙しい環境でも手を抜かずに看護をしていましたが、時間ばかりかかってしまい、手際よくやることができませんでした。でもある日、私が落ち込んでいると「あなたの看護は間違っていないから大丈夫」と、当時の師長が言ってくださったんです。そのおかげで、私の根本にある看護観は曲げなくても良いと気づくことができました。あのときの師長の言葉は、今も私の励みになっています。