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産業保健師へ転職! 求人の探し方と転職体験談

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人気のある産業保健師への就職や転職を希望している人は多いものの、実際にどのように就職活動をすればいいのか、わからないという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、産業保健師に転職したい人に向け、求人の探し方や転職体験談をご紹介していきましょう。

 

■産業保健師求人の現状は?

産業保健師の求人は、とても少なく、求人を見つけるのが難しい現状があります。

なぜ求人が少ないのかというと、そもそも、産業保健師を社内におく企業が少なく、常駐させたとしても1〜2人であることが多いからです。また、結婚や妊娠育児を経てもまた職場復帰するケースが多く、欠員が生じにくいことなどがあげられます。

さらに、求人があった場合の倍率も高く、より経験のある保健師を採用する傾向があります。新卒保健師の就職は、よほどの大きな企業でない限り難しいかもしれません。

■産業保健師求人を見つけるおすすめの方法とは?

求人を見つけるのも、就職するのも難しい産業保健師ですが、まったく求人がないわけではありません。では、どのようにすれば、効率よく求人を見つけられるのでしょう?

・知り合いや身近な人から情報を得る
現職の産業保健師や実習先で知り合った保健師、または産業保健に関わりのある大学の教授や、看護学校や大学の卒業生などから就職情報を集めます。

・学会や研修会に参加し情報を得る
産業保健に関わる学会や研修会に参加することで、就職に関する情報を得ます。

・ハローワークや人材派遣会社、看護師紹介会社に登録する
看護師転職を支援する会社は多数ありますが、なかでも産業保健分野に強い紹介会社を選ぶと効率的。保健師の求人数が多く、保健師の紹介業務に強いエージェントがいることを基準に探してみましょう。

このほか、強い熱意と、クライアントの要望に応えられる経験が必要になりますが、保健師採用がまだない企業に赴いてアプローチするといった手段も、検討できるかもしれません。

■産業保健師へ転職した人の体験談

産業保健師へ看護師から転職をした人の体験談をまとめると、以下のようになります。

・現役の産業保健師や産業保健師の経験者とコンタクトをとる(大学や専門学校時代の先輩・後輩・指導教授などからの紹介を受けたり、現職の同期に職場を紹介してもらったりする)
・看護師としての経験を積み、新卒看護師とは異なる、看護の知識や技術においては即 戦力ある人材としてアピールできるよう準備する
・はじめは正社員の採用が難しくとも非正規社員から始めることも考慮する
・しっかりと情報収集をして積極的に転職活動をする

そして、実際に転職をした体験談には、以下のようなコメントが多く見られます。
・夜勤手当がない分収入は減る
・企業内に保健師一人体制で負担は多いが、やりがいはある
・企業に求められる役割を把握することが大切
・給料は減ることもあるが、規則正しい生活が送ることができる

新卒で企業に産業保健師として就職するケースは多くなく、やはり看護師としての勤務を経て、予防医学や産業保健に興味を持ち転職をするという場合が多い傾向にあるようです。

■おわりに

産業保健師の求人は少なく、かつ人気のある職業。就職するのは簡単ではないようです。しかし、根気よく情報を得て積極的に行動を続けていけば、転職できる可能性もゼロではありません。

スムーズに転職をするためには、看護師や保健師としての経験を積み、企業にとって即戦力となるスキルを磨いておくことが大切です。実際に転職した保健師の意見も参考にしながら転職活動をすると、より効率良く転職できるはずです。

また、紹介会社に登録しておいて、いい求人、合う求人が見つかった際に備えるというのもひとつ。登録しておけば、自身に合った会社が、向こうからアプローチしてきてくれるかもしれません。

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