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保健師の資格をとるには? 資格の取り方から気になる年収まで

キャリア保健師資格

保健師の仕事に興味があるけれど、資格はどうやって取るの? 保健師の就職試験や年収は? 今回はそんな、気になる疑問にお答えします。

 

■保健師になるには? 資格取得への道のり

保健師になるには、看護師国家試験免許の取得が必要です。保健師国家試験免許の取得ルートは、大きくわけて以下の3つがあります。

1.4年制大学・4年制専門学校卒業と同時に看護師・保健師の国家試験をダブル受験する。
※保健師国家試験受験に必要な単位は、在学中に取得できます。ただし、取得課程においては、選抜制を導入している学校も多いため、4年制学校に進学したからといって、必ず同時受験ができるとは限りません。

2.3年制短期大学・3年制専門学校で看護師免許を取得後、1年制の保健師養成学校に通う、または看護系大学に3年次編入して、保健師の国家試験を受験する。

3.4年制大学、3年制短期大学、専門学校で看護師免許取得後、看護師として就職。改めて保健師養成学校に通って、保健師国家試験受験する。

■就職試験

・産業保健師を目指す場合
企業・事業所などに勤める産業保健師を目指す場合は、募集そのものが少ないため、ハローワークや人材会社などに登録し、頻繁に情報を得ることが鉄則。採用試験は企業ごとに異なるものの、保健師の専門試験・面接・論文が多いようです。

特に面接で重視されるのは、個人の「人間性」。産業医、従業員(健康管理対象者)とその上司など、さまざまな人との関わりが必要となる保健師は、コミュニケーション能力も問われます。

専門的知識の習得はもちろんのこと、日頃から自身の人間性を高めること・自身の考えをどのように他者に伝えるかを鍛錬する必要があるでしょう。

・行政保健師を目指す場合
都道府県・市町村で働く行政保健師を目指す場合は、専門試験・面接・論文に加え、公務員として必要な一般教養試験があり、文章理解・計算力・社会・自然科学などについて問われます。

書店などで購入できる過去問などを参考に、教養試験対策をしていきましょう。過去問を公開している自治体では、出題されやすい分野をチェックしたり、先輩・学校・就職支援会社などから情報収集をしたりするのもおすすめです。

■気になる保健師の年収は?

行政保健師の場合、平均年収は528.9万円と言われています。経験年数・役職の有無・採用場所(都道府県・政令指定都市・市町村)によって、これに前後が出る形となるでしょう。

産業保健師の場合、「就職先の企業・事業所の従業員」という位置づけになるため、企業や事業所の規模や業績、給与体系などによって大きく異なります。もちろん、年齢・経験年数・役職などによっても変動しますが、年収300万~1000万円であることが多いようです。

■まとめ

保健師の資格取得ルートは、大きく分けて1.看護師・保健師免許同時取得2.看護師免許取得後、保健師免許取得3.看護師として就職後、改めて保健師免許取得の3つ。学生でも、看護師として就業中の方でも、保健師への道を切り開くことが可能です。ご自身の強い志と前向きな努力で、まずは、資格取得へ向けて一歩踏み出してみてはいかがでしょう。

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