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保健師として派遣で働く。求人の特徴やメリットは?

キャリア保健師派遣

保健師として働きたい。でも、正社員募集の案件数はとても少なく、採用に結びつきにくい現実も……。今回は、そんなお悩みをお持ちの方に向け、派遣での求人例や、派遣で働くメリット、派遣保健師のお仕事体験談などをご紹介。採用や面談のコツなどもまとめました!

 

活動領域と雇用形態の違い

保健師の活動領域は幅広く、行政(県・市町村など)、産業(企業・事業)、医療(病院)、教育(大学等)などさまざまです。

主な雇用形態は以下の3つがあります。
正規職員:企業に直接雇用され、定年まで期限なしで努めることが可能。
臨時職員:企業に直接雇用されるが、期間限定の雇用となるため、任期満了となれば基本的には任期終了となる。
派遣社員:労働者が雇用契約を結ぶのは派遣会社。業務に関する指示は派遣先の企業等から受けて働くが、給与は派遣会社から支払われることになる。

行政・産業いずれの場合も、派遣での募集があり、行政領域においては、大都市圏を中心にお仕事が終結。産業領域においては、紹介予定派遣も多いそうです。保健師というお仕事の場合、募集数が少ないもの。そのため、派遣から正社員の道を進む方も少なくないようです。

■派遣での働き方とメリット

・求人の特徴
繁忙期には、補助要員としての求人もあります。働く期間・勤務地が限定されるのもメリットのひとつ。
業務指導してもらいながら業務が遂行できるので、保健師として経験を積む機会にもなります。また、非正規雇用としての求人で1年毎に更新があるケースでは、上記より少し長期的に仕事ができそうです。状況によっては、正規雇用につながる可能性もあります。

・派遣のメリット
正規職員で募集が出ない場合も、派遣であれば募集がでるというケースがあります。派遣会社を経由するため、土日は休みがいいなど、労働時間や勤務内容の希望を伝えやすく、ライフスタイルに合わせて業務できるのもメリットのひとつ。

また万が一、自身の希望条件と実際の業務内容にズレが生じた場合には、派遣会社からフォローも入れてもらえるので、その点も安心です。

■派遣で、保健師のお仕事に就いたおふたりの場合

・2社へ派遣されたAさん29歳
「派遣保健師として2社で働きました。直属の上司が産業医か事務かによっても、業務内容が大きく違うという印象があります。一概にどちらがいいのかは言えませんが、派遣でどちらも経験したため、その違いを肌で感じることができました」

・3社へ派遣されたBさん36歳
「初めて保健師として働いたときには、思った以上に事務仕事が多いなど、想像とのギャップを感じました。会社ごとに「保健師に求める仕事」がかなり異なるようです。それ以降は、会社の求める保健師像なども派遣会社を通して教えていただき、参考にしています」

■おわりに

保健師という職種は、正社員にくらべ、派遣での求人が出やすい傾向にあります。派遣会社を経由して働くため、希望の勤務日・業務内容などを事前に伝えやすく、採用後のギャップが生じにくいというメリットもあげられるようです。

また、保健師の採用では、人事部との面談が採用ポイントになることも。その点、派遣会社を通していれば、いろいろな対策を一緒に考えてもらえます。取り扱い案件数の多い、実績のある派遣会社を通せば、面接対策も万全。派遣で保健師のお仕事を考えているのであれば、まずは、派遣会社選びから始めてみてはいかがでしょう。

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