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看護師歴3年は一つの節目?スキルを活かせるオススメの転職先は?

キャリアナース看護師転職

看護師が何らかの理由で転職しようとするとき、せっかくなら今まで築き上げてきたキャリアや資格を活かせる環境に移りたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでポイントとなるのが「キャリア3年」というキーワード。看護師歴3年未満の方は、よりよい条件・環境の職場に、3年以上のキャリアを持つ方なら、さらに広い選択肢での転職が望めるかもしれません。

今回は、キャリアに応じて看護師スキルを活かせるオススメの転職先や、オススメしたい転職のタイミングをご紹介します。

転職を決めたとき、はじめにやるべきは「キャリアの棚卸」

転職を決意するきっかけは人それぞれ。ですが、看護師の多くは「夜勤がつらい」「休みが取りづらく、体力的に辛い」「仕事と育児が両立できない」などの理由で転職を決意するようです。

そういったケースでは、とにかく「辞める」に意識が集中しがちですが、そんなときこそ冷静になり、前向きな転職を実現していきましょう。

そのために欠かせないのが、キャリアの棚卸しです。まず今の職場で不満と感じることや、こうだったらいいなという理想を洗い出し、今回の転職で「変えたい部分」と「変えたくない部分」を明確にしてみましょう。さらに、これまでに取得した資格やキャリアを活かしてどんな仕事がしたいかを考えます。

これらは、いわば転職の「軸」となるもの。棚卸しの内容を元に、ハローワーク・ナースセンター・転職サイト・派遣会社などを利用して転職活動を進めていきましょう。

看護師の転職におすすめの月は?

一般的に4月と10月は異動の多いシーズンであるため、その2~3か月ほど前から求人数が増える傾向にあります。また、正社員の場合は、6月と12月がボーナス月である場合が多く、その直後に辞める看護師も多くなります。

正社員を狙うなら、そのタイミングに入職を狙うのもよいでしょう。つまり、1月~3月と7月~9月にかけて最も求人ニーズが高まり、12月・6月頃は求人数は減少する傾向があります。希望の勤務先が決まっている方や、より多くの求人から選びたいという方は、ぜひ参考にしてくださいね。

また、人事異動の多いシーズンであれば、異動してきた既存スタッフと共にフォローが受けられるなどのメリットも。

ただ、看護師の求人は年間を通じて豊富にあります。退職のスケジュールなども考慮して、自分のベストタイミングを見つけてくださいね。

キャリア3年未満の方は、より良い条件の求人を探そう

看護師の間では「辛くても、とりあえず3年続けよ」という意見を耳にすることが多いのではないでしょうか。

これの意味するところは、新卒から3年経つまでは、一人前になるためのスキルアップ期間であるということ。3年間の勤務を乗り越えれば、ほとんど一人で仕事をこなせるようになり、後輩指導としてプリセプターにつくことも多くなります。

ただし、もちろんひとつの職場で何が何でも3年耐えなければならないということではありません。実務経験3年未満で転職をするならば、よりよい環境でキャリアアップできるような職場を見つけることが大切。初めての転職を成功させるために、以下の3STEPを実践していきましょう。

・看護師の転職活動のはじめかた

初めての転職の場合、何から始めてよいかわからないという方も多いでしょう。そんな方に向けて、代表的な3つの方法をご紹介します。自分に合った方法を選んでみてくださいね。

① ハローワーク、ナースセンターに足を運ぶ

ハローワークは求職者(仕事を探している人)が職業紹介や相談などのサービスを受けられる行政機関ですが、看護師の場合は専門の「ナースセンター(東京都はナースプラザという名称)」というものがあります。そこでは、現場経験を積んだベテラン看護師が相談員となって転職活動をサポートしてくれるので、ぜひ利用するとよいでしょう。

② 看護師求人に特化した転職エージェントや派遣会社に登録する

給与・業務内容・勤務地や勤務時間など、希望に沿ったお仕事を紹介してもらえる転職エージェントや派遣会社には、それぞれ特徴があります。その中でも看護師求人に特化したところを選ぶのが転職を成功させるコツ。気になるエージェントや派遣会社にいくつか登録して、紹介される求人を比較してみるとよいでしょう。

③ 看護師仲間から仕事を紹介されることも

横のつながりが強い看護師の世界では、友人や知人の紹介で転職に至るケースも少なくありません。人の動きが多い年度末やボーナス後にはチャンスが増えることもあるので、前もって違う病院の友人・知人に転職先を探している旨を伝えておくと、声をかけてもらえることも。

キャリア3年目以降はキャリアパスを描いて転職活動を進めよう

看護師として3年以上のキャリアを積んで「一人前」と評価されるようになり、さらに次のステージが見えてきた。あるいは、先輩として後輩指導をする機会が増えてきたものの、指導が苦手で転職したい。

そんな方が転職するときにポイントとなるのは、しっかりとしたキャリアパスを描くこと。看護師としてさらに専門性を高めていきたいのか、もしくは結婚・出産などのライフステージの変化に備えて仕事量を調整したいのかなど、今後の方向性をじっくり考えて転職活動する必要があります。

キャリア3年以上の方は、資格を身につけてキャリアアップを目指すのも◎

転職というのは、あくまで自分の理想を叶えるための手段です。今後も看護師としてより高度なスキルを磨いて活躍していきたいなら、新たな資格を取得するという方法があります。ここでは、看護師の方におススメしたい専門資格を2つピックアップしてご紹介します。

・専門看護師

「がん看護」「遺伝看護」「災害看護」など、特定の分野で専門性を発揮し、施設や地域看護の質向上に努める存在が専門看護師です。5年以上の実践経験があり、看護系の大学院で修士課程を修了して必要な単位を取得した後に、専門看護師認定審査に合格することで取得できます。2018年12月時点で、2,279人の専門看護師が活躍しています。

・認定看護師

医療現場において、水準の高い看護を実践できると認められる存在が認定看護師です。5年以上の実務経験があり、日本看護協会が定める615時間以上の認定看護師教育を修めており、認定看護師認定審査に合格することで取得できます。2018年12月時点で、19,894人の認定看護師が活躍しています。認定看護師は、病院のほかにも訪問看護ステーションや介護保険施設、クリニックなどで活動しています。

看護師のキャリアチェンジ!資格を活かせるオススメの転職先は?

看護師資格があれば働ける職種は、病院以外にも多くあります。以下、一例をご紹介しますので、自分の理想を追求できる職場選びの参考にしてくださいね。

■ 一般企業で働く
一般企業の医務室や企業内看護師・医療系コールセンター ほか
■ 学校関連
保育園の医務室・児童養護施設・大学の保健室ほか
■ 健診
健診センターほか
■ 高齢者向け施設
デイサービス・高齢者養護施設ほか
■ 単発
イベントやツアーに同行

キャリアパスをしっかり描いて、上手にステップアップを図ろう

看護師の資格があれば、医療機関のみならず多くの企業や教育施設などで仕事を見つけることが可能です。

新たな職種にキャリアチェンジした場合は、当然相応の努力も必要になりますが、転職によって希望が叶えば、そのチャレンジも大いに楽しむことができるでしょう。広い視野で希望に近いお仕事を探して、明るい未来を切り開いてくださいね。

パソナメディカルでは、あなたの望むキャリアパスに沿ったさまざまなお仕事をご案内可能なので、困った際はぜひご相談ください。

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