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【看護師ライターの実録!】こうして私は転職に失敗した

コラム栄養士監修花粉症見直す食事食生活

看護師は、働き方も働く場所もさまざま。転職先に困るなんてことはありません。その反面、選択肢が多いとなると、転職にはリスクがつきもの。それに加え、1度転職してしまうと、再転職が難しいという問題点もあげられます。となれば、転職になかなか踏み切れない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、転職に失敗した筆者の体験談をご紹介します。失敗談を例に、改善点と転職に成功するためのコツをまとめました。

■転職に失敗したと感じた瞬間とは?

・自分が希望した科に配属されなかったとき

・看護方針が自分の看護観と合わず、やりがいを感じられないとき

【改善点】:転職する際に細かく詳細確認すること!

たとえば、「病棟看護師の募集=自分の希望の科の病棟看護師の募集」とは限りません。

どこの科の募集をしているのか、看護方針として病院がなにを重視し、どのような治療や看護をする傾向にあるのかを、しっかり確認をしておきましょう。

看護方針を例に出すと、「地域に密着して、他職種と細かく連携し、退院後も寄り添った看護をしたい」という考えの方が、回転が早く、地域密着に力を入れていない病院に勤務すると、そこに温度差が生まれます。

また効率的に仕事をして定時で上がりたいという人が、他人の仕事を手伝う風潮が強い病院や、勤務上がりはメンバー全員で、という暗黙のルールがある病院に勤める場合も、不満を唱える勤務者が出てくる要因となることでしょう。

大きなズレはもちろんのこと、細々としたズレが重なることでも、働きにくさの原因になります。

そのため看護方針や配属の科は、事前にしっかり確認することをお勧めいたします。

・月残業時間が多く、プライベートが充実できないとき

【改善点】:病院の内情を事前確認したり、転職予定先の見学に行ったりする!

求人に記載されている月残業時間などは、あくまでも申請された残業時間です。

記載内容を鵜呑みせず、休暇を取得しやすい雰囲気なのか、残業申請は必ず可能であるかなど、内情を知るための院内見学を心がけましょう。

見学してみて、自分がスムーズに勤務する姿を想像しにくい場合は、ほかの転職先の再検討も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

■転職先を探すときは第三者に相談する

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転職の際には、気兼ねなく話せる先輩や、就職エージェントに相談するのが◎。

とくに、転職経験のある先輩への相談は、大きな手助けとなります。可能であれば、複数人に相談して、たくさん意見を聞いてみましょう。自分だけでは考えつかなかった優先すべき条件や、今後の方向性などがより明確になり、転職先を絞りやすくなります。

また、エージェントを利用すれば、条件に合いそうな非公開の人気求人を紹介してもらえるうえ、病院の最新の内情も調査してもらえます。

ただし、利用の際には注意も必要。エージェントのなかには、自分の利益のみを目的として、紹介料の額が大きい病院や、こちらの条件を無視して求人を押し付けてくるエージェントもあるからです。

エージェントを選ぶときには、まずはエージェント会社の担当の方と、じっくりと話しをしてみることが大切です。そしてその会話の中で、担当さん自ら病院へ何度も足を運んで、常に最新の内部情報を得ているという印象を受けた親身なエージェントを選びたいところですね。

転職を任せる相手ですから、しっかり自身と向き合ってくれる人を探しましょう。

■就職予定先への条件交渉は事前にしっかりしておく

産休や育休からの復帰後の部署移動の有無など、ライフイベントを見据えた条件を交渉しておくことも欠かせません。

求人に記載されている残業時間や基本給など、目の前のことだけで決めてしまうと、後に「子どもの急な体調不良で当日欠勤が続き、職場に居場所がなくなった」「育休明けに部署移動で馴染めず退職した」「短時間勤務を認めてもらえなかった」などの問題が起きてしまうケースも。このあたりもしっかり、条件交渉しておきましょう。

■転職成功の道へ進むために

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転職成功したときに得るものは、転職の大変さに勝るものがあります。定めた条件の中でも優先順位を決め、「自分が妥協できる点」「妥協できない点」を明確にして臨みましょう。

事前に相談と下調べを密に行えば、失敗するリスクを大幅に減らし、転職成功を掴むことができます。みなさんもぜひ、転職経験者にいろいろ聞いて、転職成功への道を掴んでくださいね。

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