一緒に食事をしている人の食べ方が汚かったり、食事のマナーが悪かったりすると、なんとなくがっかりしてしまいませんか? 食事のマナーはその人の印象をも左右してしまうもの。
自分では普通だと思っていたことも、実はマナー違反ということがあるかもしれません。そこで今回は、お寿司や麺など日本食のマナーをご紹介いたします。知っているつもりの食事マナーも、ぜひおさらいしてみましょう!
■あなたは大丈夫? 食のマナー
男性の中には、女性の箸の持ち方やテーブルマナーなどを気にしている方もしばしば。いかなる場面でも自慢できる女性を連れて歩きたいと思っている男性は、思いのほか多いものなのです。
特にマナーが目に見える食事の席では、教養と品格が出やすいもの。どんなにきれいでいい子だとしても、最低限のマナーができていなければ、せっかくの出会いが台無しになってしまうかも!? 大人の女性として、食のマナーをしっかり制覇しておきましょう。
また、ビジネスシーンで上司や来賓と接する際にも、食べ方はあなた自身の印象に影響します。ですので、医師や先輩看護師と食事をする際には、上座や下座、お酌方法などをおさらいしておくといいかもしれませんね。
このほか、マナーよく食べるということは、作ってくれた人への敬意の気持ちにも繋がります。まずは、食べる機会が多い日本食のマナーから覚えてみませんか?
■日本人だからこそ、「寿司」のマナーは譲れない!
いまや、世界でも日本食が親しまれ、「SUSHI」という日本語は、世界でも通じる時代になってきました。海外に誇れる日本食。せっかく日本人として生まれてきたのですから、見本になれるような食べ方を心得たいですよね。
寿司は基本的に、手で食べた方が味わえるとされています。その理由は、味だけでなく、触感も楽しむことが粋な寿司の食べ方だとされているからです。ただし、手の温度で寿司の温度が変わらぬよう、寿司は二本の指でつまむようにして食べるようにしましょう。そして、手で食べることに自信がなければ、箸で食べても問題ありません。
それよりも重要視したいのは、寿司を途中で噛み切らないということ。本来であれば一口で食べるのがマナーです。
どうしても一口が難しい場合は、シャリを少な目に頼むとよいでしょう。そして寿司は鮮度が命ですので、おしゃべりや写真撮影に夢中にならず、出てきたらすぐに食べるようにしてくださいね。
■麺はすすって食べるべし!? 気になる麺の音問題
麺をすすって食べるのが苦手な方も多いはず。しかし、麺は本来すすって食べるのが日本食のマナーです。これは、麺を噛み切りながら食べてしまうと、一度口に運んだ麺が器に戻ってしまうため。この事実を意外と感じる方も多いのではないでしょうか。
ただし、海外の方からすると、「ズズっ」と音を立てて食べる日本人の姿が、行儀悪く見えてしまうよう……。
海外の友人がいる方は、あえて音をすするという日本独自の麺マナーを教えてあげるのも◎。どちらが正しいかを論議するのではなく、文化の差を理解し合い歩み寄れれば理想的ですよね。
■食事の作法を極め、上品な女性へ
料理を作ってくれた人のためにも、に食べるよう努力することは、食事の上で基本とすべき大事なことです。また食事の作法がきれいな方は、それだけで魅力的にも見えることでしょう。
品ある素敵な女性であるためにも、今回ご紹介したマナーをぜひ実践してみてくださいね。