ある程度の食事制限は、スタイル維持やダイエットに効果的！しかし、本当に大切なのは「太りにくい身体を作ること」なのではないでしょうか。
そのためには、「朝食」がとても大事となります！そこで今回は、スタイル維持のために欠かせない元気とスリムの源「朝食」の魅力について、詳しくご紹介していきましょう。
■朝食の必要性
朝食は、一日の活動や身体の正常な働きを促すために欠かせない存在です。
なぜなら、朝食を抜いてしまうと、最後に食事をした前日の夜から長時間に渡り、栄養を補給できない状態にあるからです。こうなると、脳や内臓が必要とするエネルギーが不足し、その結果、さまざまな身体のトラブルを引き起こすことも考えられます。
特に、ダイエットやスタイル維持をしたい方にとって、朝食は必須！一見余計なカロリーにも感じる朝食ですが、朝食を抜くと身体は「栄養不足」だと感じ、身体は本能的に代謝機能（糖質や脂質を燃焼させる機能）を低下させてしまいます。そして身体が予備エネルギーを蓄えようとするため、中性脂肪がつきやすくなってしまうのです。
さらに、この状態が慢性化すると、どんどん痩せにくい体質に…。結果、太りにくい身体を作るためには、「朝食」という燃料が欠かせないのです。
このほか、仕事に活力を与えるためにも、朝食は重要です！
一定期間エネルギーを摂取しないと、身体の知的・情緒的機能に影響を及ぼします。
・なんだかボーっとしてだるい
・やる気が起きない
・ミスが多くなる
・落ち込みやすくなる など
このような症状のまま、大事な仕事の一日を過ごさないためにも、朝からシャッキと、テキパキ気分よくお仕事をするためにも、朝食を見直してみませんか？
■効果的な朝食のルール
朝食のすすめではありますが、朝に好きなものをドンドン食べていいというわけでもありません。スタイル維持やダイエットのためには、どんなふうに朝食を摂ると効果的なのでしょうか？
・朝食は朝9時まで！
一般的な食事で得られるエネルギーは、約3時間で、おおよそ消費できるとされています。この観点で考えると、例えば12時にランチをするならば、朝9時までに朝食を摂ることが理想的。
一度の食事が多すぎたり、消費しきれないエネルギー量を補給したりしてしまうと、身体はエネルギーを蓄えて、太る原因になってしまいます。消費する時間も考えたうえで、ちゃんと消費できるものを摂取していきましょう。
・栄養素をバランスよく！
炭水化物は、脳のエネルギー源となるブドウ糖として摂取することができます。脳が正常に機能するためにも、朝食ではある程度摂取するほうが賢いでしょう。ただし糖質のため、夕食のときに摂取しすぎると、太る可能性がありますので、控えることをおすすめします。
またたんぱく質は、低くなりがちな朝の体温を上昇させてくれます。血行を良くする効果もあるので、積極的に取り入れていきましょう。
おすすめは、パンよりも糖質吸収が穏やかなごはんや、手軽にたんぱく質の摂れる卵や牛乳など。ビタミンやミネラル補給のため、サラダや暖かい野菜スープなども加えれば、理想的な朝食といえるでしょう。
■快活な一日のためにも、朝食を
朝食は、比較的軽いメニューになりやすいため、「朝ぐらい抜いてもいいかな？」と思いがちです。ぎりぎりまで寝たくて、時間がないという場合もあるでしょう。しかし、太りにくい身体を作るためには朝食が基本です。栄養バランスの良い朝食で、快活な一日をスタート！ エネルギー燃焼率を上げることを心がけてみませんか？
この記事の監修者：野田あかね
