年末になると、クリスマスや忘年会など、ついつい食べ過ぎてしまうイベントが重なりますよね。そんな時期に気になるのが、体重の増加。そこで今回は、太らないための炭水化物の摂り方についてご紹介していきましょう!
■食べ過ぎても太らない?注意すべきは「炭水化物」
看護師のお仕事は、スケジュールがシビアで、こなさなければいけないことも多く、ミスも厳禁。患者さんへの対応もあるため、心身ともにストレスを溜め込みやすいお仕事ですよね。
そんなストレスの続く看護師にとっても、12月は楽しいイベントが盛りだくさんなのでは?クリスマスや忘年会くらいは、パーッとはじけたいという気持ちを持っていらっしゃる方も多いことでしょう。だからこそ気になるのが、このシーズンにおける食べ過ぎ!
冬に食べ過ぎてしまうと、寒くて活動意欲も低下しているため、体重増加に繋がりかねません。しかし、太るか否かは、食べた量だけでなく、なにを食べたかによっても左右されます。食べ過ぎてしまうという場合には、「炭水化物」の摂り方に注意してみましょう。
■炭水化物の必要性
最近よく聞く「炭水化物抜きダイエット」。
これは、米を中心に、麺類、パン、イモ類など、炭水化物を摂取しないようにすれば痩せる! というダイエット法です。
確かに、エネルギーとして利用されなかった炭水化物は、脂肪として蓄えられるため、必要以上に食べ過ぎると、太る原因になってしまいます。
しかし、炭水化物を摂取するとブドウ糖に分解され、私たちの脳にとって唯一の栄養素になることをご存じでしょうか? そのため、炭水化物の摂取量が少なすぎると、無気力になる、集中できないなどの不調が起きたり、肝臓に負担がかかったり、冷え性の原因になったりする場合もあるのです。
そのため、単純に「炭水化物を摂らない=痩せる」と考えはNG! 「適度に減らす」これが正解です。
■炭水化物を上手に食べる
米派か、パン派かは、人によって好みがわかれるところですが、必要な炭水化物を上手に摂取するには、麺類やパンよりも「米」がおすすめです。
米には、ビタミンB1や、カリウム、鉄、亜鉛など、栄養素がバランスよく含まれています。そして、パンは食後の吸収スピードが早いのに対して、米はパンや麺類に比べると消化に時間がかかります。そのためパンや麺類よりも米の方が、満腹感が継続しやすいと言えるのです。
ただし、クリスマスのイベントで甘いもの(糖分)の摂取が多くなりがちならば、その日前後は、同じく糖分となる炭水化物を控えるよう意識しておくのがおすすめです。
最後の一口、二口を食べないだけでも効果があるので、腹八分目を心がけましょう。
■おわりに
看護師のお仕事は、冬に限らず、年中ストレスを抱えがちです。健康やダイエットには、食べたいものをグっと我慢することも、必要なことですが、すべてを制限してしまうと、余計にストレスがかかりかねません。クリスマスや忘年会など、食べたいときは食べるほうが、ストレスも溜めこみにくくなるので、食品を上手に選んで、12月ならではの食の時間を楽しんでみてくださいね!
この記事の監修者:野田あかね