仕事終わりにすぐに寝たいとき、睡眠前の食事には、太りにくいものを選びたいですよね。そこで今回は、寝る前に食べても太りにくい食べ物を3つご紹介! 体型に気を遣った食べ物でお腹を満たすことができれば、きっと罪悪感なく、眠りにつけるはずですよ!
■成長ホルモンを活性化する「バナナ」
糖質やカロリーが高いイメージのバナナは、意外にも、寝る前に食べても太りにくい食べ物のひとつです。バナナに含まれる「アルギニン」は、酵素の働きによって「オルニチン」へと変化。新陳代謝や疲労回復効果のある成長ホルモンを活性化してくれるのです。年齢によって減少する成長ホルモンを補えば、寝ている間も代謝活動を続けてくれますよ。また、甘いものは体と脳の疲れを癒してくれるので、仕事終わりにもおすすめです。バナナは温めると栄養素がアップするそうなので、飽きてきたらホットバナナにしたり、スムージーにしたりして食感を変えて楽しんだりしてもいいかもしれませんね!
■脂肪の蓄積を抑える「枝豆」
お酒のおつまみのイメージがある枝豆は、食物繊維をはじめ、タンパク質、ビタミン、カリウム、メチオニンなどの栄養素がたっぷり! 実は、優秀なダイエット食材なのです。なかでも食物繊維は、脂肪の蓄積を抑える作用があるため、寝る前に食べるという、罪悪感も最小限にできそうです。また、便通の改善にも繋がるとされているので、ダイエット中の方やお通じに困っている方にも◎。寝る前だけど、たくさん食べたい……なんてときは、お腹も満たせて健康にもいい、枝豆をチョイスしてみてはいかがでしょう?
■脂肪の燃焼を助ける「海藻類」
太るということは、脂肪が余分についてしまうということ。ですので、脂肪を燃焼してくれたり、脂肪を蓄積しにくかったりする食材であれば、食べても太りにくいということになります。そこでおすすめしたいのが海藻類! ひじき、わかめ、昆布、もずくなどの海藻類は脂肪を燃焼するだけでなく、脂肪の吸収を抑えてくれるため、食べても太りにくい食材なのです。海藻類に含まれる「フコキサンチン」には、中性脂肪として蓄積される白色脂肪細胞を燃焼してくれる働きがあります。この白色脂肪細胞は、お腹周りやお尻、太ももなどに多く存在しているので、肉付きが気になる方は積極的に海藻類をいただくといいかもしれません。また、海藻類には水溶性食物繊維である「フコダイン」が含まれており、小腸での脂肪の吸収をブロックしてくれる作用も! 寝る前にスイーツやご飯が食べたいというときは、まずは海藻類からいただいてみてくださいね!
今回ご紹介した3つの食べものは、太りにくいだけでなく、栄養素もたっぷり! 健康と美容、どちらも欠かせない看護師のみなさんにも、積極的に取り入れてもらいたい食べ物です。ぜひ、寝る前の食事に活用してみてはいかがでしょう?
この記事の監修者:管理栄養士 野田あかね