日本人の主食とされているお米。日頃何気なく食べている白米を玄米に変えてみてはいかがですか。女性にとっては、健康にも美容にも嬉しい効果が盛り沢山です。忙しい看護師さん向けのストレス解消効果の高いヘルシーで簡単なレシピをご紹介します。
■ 玄米と白米の違い
収穫した米からもみ殻だけを取り除いたものを玄米といいます。そして白米とは玄米を精製したもの、つまり玄米から糠や胚芽を取り除いたものです。その取り除かれた糠や胚芽にたくさんの栄養素が含まれているのですが、一般的には、精製した状態の方が食べやすく美味しいとされている為、白米が好まれる傾向にあります。
■ 女性に嬉しい玄米の効果
外食などでも、日頃から白米を食べる機会の方が多いかもしれませんが、玄米には女性とって嬉しい効果が盛り沢山! 中でも特に優れているのが食物繊維の量です。玄米は、白米と比べると約8倍もの食物繊維を含んでいます。食物繊維は、便秘を解消すると同時に、体内の余分なコレステロールや糖分、発ガン物質などの有害物質を排出してくれるため、癌や生活習慣病の予防、またダイエットにも効果的です。
■ 玄米の食感を生かしておいしく食べる方法
そんな栄養面では文句なしの玄米ですが、日頃から白米に慣れている方にとっては、ちょっとパサパサして固く感じてしまうことも。そんな玄米もリゾットにすることで食べやすくなり、その食感が生かされます。本格的なリゾットは生米のまま調理することで、お米の芯を残し、アルデンテに仕上げるのが一般的。玄米ではそんな繊細な行程を省いて、短時間で本格的なリゾットに仕上がります。今回は女性ホルモンの味方、イソフラボンが豊富な豆乳を合わせて、バター、牛乳不使用のヘルシーリゾットをご紹介します。
《材料》 2人分
玄米 1合 (通常通り炊いておく)
しめじ 1/2袋 (石づきを取っておく)
玉ねぎ 1/2個 (みじん切り)
豆乳 150cc
水 150cc
ブイヨン 1個 (顆粒なら小さじ2)
オリーブオイル 大さじ1程度
塩コショウ 適量
★粉チーズ 適量
★黒コショウ 適量
《作り方》
1. フライパンにオリーブオイルをひき、弱火で玉ねぎを炒め、玉ねぎがしんなりしてきたらしめじを加え全体的に火が通るまで炒める。
2. 玄米、水、ブイヨンを加え水気が飛ぶまで炒める。
3. 豆乳と塩コショウを加え、全体的に混ぜながら火にかけ、クリーム状になったら完成!
4. 皿に盛りつけたら、★をお好みでふりかける。