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水飲みダイエットで1日2リットルは飲みすぎ?カラダづくりに適した水の飲み方を伝授!

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水は太るようなものが入っておらず、体の中の悪いものを流してくれるため、1日2リットル飲むのがいいという話を聞いたこともあるかもしれません。看護婦のみなさんの周りにも、これを実践している方がいらっしゃるのではないでしょうか? しかし、果たしてこの水の量、本当に正しいのでしょうか……?

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■1日2リットルの水を飲んでいるとむくむ?

そもそも「水を1日2リットル飲むといい」という根拠はどこにあるのでしょうか? 私たちの体は、毎日水分を失っています。内臓が機能するためにも、血液にも水分が必要で、こうして使われた水分は、尿として排出されます。そのほか、汗や、肌からも水分は失われており、こうして失われる水分の目安が、1日2リットルと言われているそうです。とはいえ、急に1日2リットルの水を飲むと、むくみが出てしまうことも……。これは、水を飲んだことで太ったわけではなく、体が摂取した水分をうまく使えていない(細胞内にうまく行き渡らない)ためです。細胞と細胞の間に水が溜まってしまい、むくんでしまうのです。そのため、水分摂取量が少なかった方が、急に1日2リットルをがぶがぶ飲むのは控えるほうが賢明です。

■最適な量は人それぞれ!

たしかに、1日2リットルの水分が必要な人もいます。それは、モデルやアスリートといった、基礎代謝が高く、肉体機能を維持している人たち。美しく強い体づくりには、水分が欠かせないのです。とはいえ、アスリートやモデルと同じ水分量を摂取すれば、彼らのようになれるというわけではありません。摂取する水分と、消費・排泄する水分量は、平衡を保つべきで、ただ水をたくさん飲んだというだけでは、前述のように、むくんでしまうこともあるのです。体格や体重、年齢や内臓機能などは、人それぞれ。そのため、摂取した水をどう使えるかによって、必要量も変わってくるのです。

 

■最適な水の飲み方

むくみやデトックス効果の低下を避けるためにも、ここからは、最適な水の飲み方をご紹介していきましょう。

1.何度かに分けて飲み、一度に大量に飲まない
のど渇いたときなど、ぐびぐびぐびっと飲んでしまっていませんか? 一度にたくさん飲むと、胃の機能を低下させたり、体内のナトリウム量が減少してしまい、疲労感が出てしまうことがあります。のどが渇いたときでも何度かに分けて飲む、もしくはコップ1杯程度の水分を、朝目覚めた時、午前10時、午後3時、入浴前後、寝る前などに補給するよう心がけましょう。

2.運動前後、入浴前、就寝前、起床後に必ず飲む
汗をかけば多くの水分が失われます。運動前や入浴、寝る前など、多くの水分が失われることが予想できるときは、前もって水分補給をしておきましょう。運動後や起床後も要注意。ここでも、思っている以上に水分が失われているので、水分補給を忘れないでくださいね!

3.適温の水を飲む
水の温度にも気をつけましょう。暑い夏は、冷たくキンキンに冷えた水をぐいっと飲みたくなりますが、内臓や体の冷えは体調不良を引き起こします。デトックス効果も下がってしまいますので、水を飲むことで得られるメリットを最大限活かすためにも、常温で飲むか、冷え性の方であれば、白湯にして飲むのがおすすめですよ。

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水は、飲めば飲むほど痩せるわけではありません。飲んだ水分をしっかり活かせる体作りも同時に行って、適切な方法と量の水を飲むようにしていきましょう。

この記事の監修者:山下真理子

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