ストレスはできるだけ溜めたくないですが、日々の仕事はどんどんやってくるので、なかなか対策は難しいもの。特に、夜勤は身体的にもストレスが倍増しますよね。そんなときに、おすすめしたい飲み物が「甘酒」です。
■甘酒とは
甘酒は、酒という名がつくものの、ソフトドリンクに分類されるものも多いことをご存じですか? というのも、甘酒には二種類あり、酒粕(さけかす)を水で溶いて砂糖を加えたものと、米麹(こめこうじ)といって、蒸し米を発酵させたものから作るものがあります。酒粕からつくった甘酒は、微量のアルコールが含まれますが、米麹から作った甘酒は、アルコールを含まず、妊婦や子どもでも飲むことができます。美容にもいいですし、自律神経やおなかの調子を整えたり、免疫力を高めたりする効果も。程よい甘味でホッと一息つきたいときにも向いているので、夜勤でストレスを受けやすいときにもおすすめですよ。
■夜勤中におすすめの飲み方
夜勤中の場合は、ちょっと一息ついて夜食を口にしたいときに、ドリンクを甘酒にしてみましょう。寒い時期であればコンビニの品揃えも充実しますし、給湯室に常備しておいてもいいかもしれません。夜勤が続いたり、勤務時間が不規則な生活だったりする中で、甘酒を飲み続けていれば、きっと体に変化が感じられるはず。摂取量の目安は、100~200ml/日ですので、一度に大量に飲むのではなく、継続して続けてみてくださいね。
■おすすめの甘酒
甘酒もたくさんの種類があるので、どれがいいか迷ってしまうかもしれません。そんな方へ、ここでは、おすすめの甘酒を3つご紹介します。
○黄桜 甘酒
http://www.kizakura.co.jp/ja/prod_data/info.php?type=items3&id=IC000069
お酒のメーカーとして有名な黄桜の甘酒。吟醸酒粕を使用した甘酒で、香りのよい滑らかな甘酒です。かわいいパッケージで、容器のまま湯煎したり、レンジであたためて飲んだりできます。
○十六穀でつくった麹あま酒
http://www.kikusui-sake.com/home/jp/products/p034/
米麹から作ったノンアルコールの甘酒で、厳選された十六穀から作られているので、独特のコクと噛むような食感が楽しめます。ストレートでも、牛乳割り、豆乳割りでもおいしくいただけますよ。
○百白糀(ひゃくびゃくこうじ)
http://hakusuisha.jp/hyakubyakukouji/
老舗乳業メーカーが作った甘酒、百白糀は、牛乳と米糀のみで作った、やさしい飲み心地の、ノンアルコール飲料です。リラックスしたいときや、疲れがたまっているときに、ほっこりとした気持ちになれるので、精神的に疲れているときにもおすすめです。
■おわりに
夜は、自然と体が休もうとするため、日中の労働よりも、疲れやストレスが溜まりやすい傾向にあるようです。みなさんも甘酒を取り入れて、体の内側から栄養サポートをしてあげましょう。また、「一息つく」というのは、精神的にも大切です。張りつめている気持ちをリラックスさせてあげるためにも、甘酒を活用してみませんか?