ハードで責任の重い看護師のお仕事。日々、疲れた・辛い・大変すぎ!! と、叫びたいお気持ち。筆者にもよ~くわかります。看護師になって30年の筆者も、何度も何度も辛い、辞めたい!! と思ってきました。これは、看護師歴が長い方であれば、なおさらのことですよね。そこで今回は、大変辛い業務をこなすみなさんへ、仕事に疲れたときの癒し方をご紹介。こんな方法もあるのか! と、日々の癒しにつなげてもらえれば幸いです。
■仕事場のロッカーに好きなものを置く
好きなもの、たとえば、大好きなアイドルやペットの写真などをロッカーに常備してみませんか? そんなものくらいで……と思う方もいらっしゃると思いますが、意外にもこの効果は絶大。ぐったりと疲れて辛いときはもちろん、理不尽な要求をする上司やドクターに、キレそうになって大変!! というときにも最適です。このほか、夜勤の眠気防止にも役立ちますよ。ただし、ロッカーを開けるたびにニヤついていると、変に思われてしまうので、まわりの人に不気味に思われないようご注意。仕事中に辛くなったら、1度ロッカーに戻ってみてください。
■■辛いときには、屋上へ上がり遠くの景色を眺める
天気の良い日に屋上に上がり、真っ青な空や白い雲、まわりの景色を眺めるだけでも疲れが癒されます。気候の良い時期には、スマホでお気に入りの曲を聞いたり、癒される動画を見たり。あまりにも開放的なので、つい「○○のバカヤロー」などと大声で叫んでしまいそうになることがありますが、看護師が屋上でわめく病院などという噂が立っては大変ですので、心のなかで念じて(ちょっと怖いですかね?(笑))スッキリしてしまいましょう。
■看護師の特権! 患者さんと触れ合う
仕事で患者さんに「ありがとう」と言っていただけると、それだけで疲れが吹き飛びませんか? 病気で大変なときであるにもかかわらず、長時間待ってくださる方、常に笑顔を絶やさない方、思わず頭が下がります。疲れたなんて、言っている場合じゃないと自身を奮い立たせる原動力にもなりますよね。
さらに癒されるのは、小さな子どもの患者さん。そのかわいらしい姿や笑顔を見るだけで、こちらも笑顔になりますし、病気が良くなって元気に走り回る姿をみたりすると、看護師って本当にいい仕事だなあと、改めて感じさせられるはずです。
■仕事とは別に、自宅での癒し時間を作る
馬の鼻先にニンジンをぶらさげるがごとく、仕事を終えた後の癒し時間を確保しておくのもおすすめ。自宅での癒し時間を確保してみてはいかがでしょう?
だらっとする時間を作ったり、なにか高級なものを購入したり。自宅で好きなドラマを見ながら、ビールを飲みつつツボ押し。高級ベッドと、少しお高めのパジャマで気持ちよく就寝。みなさんも、おうちでのひとり時間や、寝具やパジャマを見直してみてはいかがでしょう?
いろいろ試してみても、まだ疲れる、辛いという場合には、勤務時間を変えてもらったり、パートに転向したり。方法はひとつではありません。職場を変えるという方法もありますから、辛くて仕方ないということが1ヶ月以上続いているようであれば、行動に移すのもひとつ。大変過ぎてあなた自身が病気になったら、元の子もありません。まずは自身を癒しながら、より良い状態で日々を送れるよう意識してみてください。みなさんが、よりよい毎日を送れますように……!