新しい1年がはじまり、生活のリズムも早速通常モードとなっている看護師のみなさんも多いはず。しかし正月明けで、なんだか体が重いと感じている方もいるのではないでしょうか? そこで今回は、そんな、いわゆる正月太り解消のヒントをご紹介していきましょう。
■正月太りの原因はむくみ!?
日頃忙しい看護師のみなさんですから、お正月はしばしの骨休めの時間となった方も多いはず。しかし、生活のリズムや、食事の内容がちょっと変わり「今年もお正月太り……」と嘆いていませんか? さて、この正月太り。実は、むくみが原因であることが多いというのをご存知でしょうか? お酒の量が増えたり、味つけの濃い食事を取る機会が増えたりする年末年始の時期は、どうしてもむくみがちです。とくにお酒好きの方は要注意。飲酒量が増えることにより、普段よりも肝臓や腎臓への負担が増え、結果、老廃物や水分の排出がうまくできなくなってしまうのです。
■むくみには「カリウム」
正月太り解消するためには、むくみの解消が欠かせません。体内に溜まった水分や、老廃物の排出を促して、むくみの緩和と体重減量を目指しましょう。そこで摂取したいのが、カリウムというミネラル分です。カリウムは、体内に残る過剰な塩分(ナトリウム)の排出と、体内の水分バランスの調整を助けてくれます。カリウムの多く含む食材を、食事に取り入れてむくみ解消を目指しましょう。
■カリウム含有量の多い食材4つ
カリウムを多く含む食材としては、果物、野菜、豆類があります。いつもの食事にぜひ加えてみましょう。その中でもおすすめをピックアップしましたので、ぜひ取り入れてみてくださいね!
アボカド:ビタミンなどの栄養素も豊富なアボガド。ただしカロリーが高めなので、食べ過ぎに注意しておきましょう。
ひきわり納豆:100gあたりのカリウム含有量は、普通の納豆が660mgで、ひきわり納豆が700mg。普通の納豆よりもひきわり納豆の方がカリウムが豊富なのです。ご飯のお供に。お米を控えている場合、おそばや豆腐と一緒に食べてもおいしくいただけますよ。
きゅうりのぬか漬け:ぬか漬けは、発酵食でもあるので、お通じの改善にも役立ちます。
ほうれん草:カリウムは、生のほうれん草に豊富なので、サラダがおすすめです。
いずれも、スーパーで買える食材ばかり。凝った調理も必要とせずに、気軽に食事にくわえられるのではないでしょうか? このほか、かぶのぬか漬けやからし菜漬け、切干し大根などもおすすめです。切干し大根は、煮物だけでなく、水で戻して、サラダにも活用できます。新鮮な野菜を毎日摂るのはなかなか大変、という場合は買い置き、つくり置きしておくことができるものを積極的に取り入れてみましょう。小腹がすいたときのおやつとには、ナッツ類やドライフルーツを。落花生やアーモンド、レーズンや干しあんずなども、比較的カリウム含有量が多いですよ!
正月太りが気になっていたら、まずは、むくみの解消を心がけてみましょう。カリウムを含む食材の摂取とともに、入浴やマッサージもぜひ! 早めに対応を心がけて、正月太りを解消していきましょう。
この記事の監修者:野田あかね
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