時間が不規則な看護師のお仕事。職場でのあれこれや寝不足などに悩まされ、ストレスや疲労を溜めていませんか? そんなときには、お風呂でゆっくりリラックスして、ストレスや疲労を発散したいもの。
でも、お風呂にゆっくり浸かっている暇なんてない! という忙しい看護師も多いのではないでしょうか。そこで今回は、簡単に疲れがとれる「首シャワー」をご提案。忙しいみなさんのストレスや疲労解消にはもってこいの方法です。ぜひ今日から試してみてはいかがでしょう?
■看護師のストレスに◎ 首シャワーとは!?
首シャワーは、名前から想像できるとおり、首をシャワーで温めるだけ! というとってもシンプルな方法です。忙しい看護師のみなさんですから、その疲労から、肩コリや首コリに悩まされている方も多いはず。体が痛いと、それ自体がストレスとなってしまうこともありますよね。
コリが生じてしまう、最大の原因は“血行不良”と言われています。この血行不良の原因は、歪みや血管の問題など人によってさまざまなので厄介なのですが、首シャワーなら直接アプローチして、血行不良を軽減。コリを軽くすることができるのです。
首には大きな血管があるため、少ない時間でも温め効果は抜群。また、全身の血行促進にもつながるので、疲労回復にも効果的です。ストレス発散の意味も込めて、ぜひ実践してみてはいかがでしょう?
■首シャワーの方法 正しい方法で、看護師のストレスや疲労を発散
お湯の温度を38度~42度(熱すぎず、ぬるすぎない温度)に設定し、首にシャワーをあてて温めましょう。最初は足元や手元で温度調整をしてから、首を温めるようにするといいかもしれません。ちなみに寝る前は、交感神経を刺激しないように、38度前後のぬるめがおすすめ。気持ちいいと感じるだけでもストレス発散となるはずです。
逆にすっきり目覚めたいときは、42度前後の熱めな温度に設定に。交感神経を活発にすることができます。あてる部分は、首の後ろやデコルテ付近など。首まわり全体を温めると、より血行促進に繋がります。またシャワーヘッドは手で持ったままだと、腕や肩に疲れを感じてしまうので、固定して使うのがおすすめ。気持ちよいと感じる水圧で首周りに当てて、疲労とストレスも一緒に流してしまいましょう。
■看護師の救世主!? ストレス発散だけでなく、風邪予防やダイエットにも◎
毎日患者さんと触れ合う看護師のみなさんですから、風邪予防などにも注意が必要ですよね。首シャワーはなんと、そんな風邪予防にも◎。首と肩の付け根にある「風門」(風邪の出入り口)とよばれるツボを温めることで、風邪を予防することができるのです。
また、ダイエットにも嬉しい効果も。後頭動脈や肩甲骨まわりにある細胞(褐色細胞)を温めると、新陳代謝アップにつながってダイエットにも効果的。ストレス発散のだけでなく、忙しい看護師のみなさんに嬉しい効果が、たくさん期待できるのです。
日々、ハードワークをこなす看護師のみなさんだからこそ、ストレスや疲れをその日のうちにリセットしておきたいもの。今回ご紹介した首シャワーは、時間もとらずとっても簡単な方法です。みなさんもぜひ、トライしてみてはいかがでしょう?