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梅雨の体調不良に! シャキッとする飲み物

コラム体調不良梅雨飲み物

梅雨といえば、雨、湿気、温度差など、心身への影響が気になる時期。しかし、忙しい看護師のみなさんは、そんな気候に左右されてはいられませんよね。そこで今回は、梅雨どきのうっとうしさを、ちょっとでも軽くできる飲み物をご紹介しましょう。

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■梅雨どきの不調の原因

どうして梅雨や長雨は、気分が憂鬱になったり、体がだるく感じたりするのでしょう?  湿度が高い状態が続くと、汗がでにくくなり、老廃物が体にたまり、むくみや倦怠感、眠気などの原因となります。気圧の変化も要因のひとつで、低気圧はいわば酸素不足。そうなると、副交換神経が優位な状態になり、活発に動けなくなってしまうのです。漢方の考えで「湿邪」というものがあります。これは、体の中に湿気がたまると、体の構成要素である「気血水」のバランスがくずれ、不調を招くという考え方です。湿邪は、胃腸への影響が大きく、湿気が増えれば増えるほど、体も心も疲れてしまうのです。

■まずはグラス1杯の水

朝の水は、体を目覚めさせてくれますので、朝1杯、水や白湯を飲むのもおすすめです。これは、交感神経が刺激されるから! エネルギー温存モードの副交感神経が優位になっている状態から、活動モードへのスイッチとなってくれるのが、グラス1杯の水なのです。ただし、冷たい水の飲みすぎはかえって逆効果。胃腸を冷やし、水はけの悪い体になってしまうので、朝や睡魔に勝てないとき以外は、常温や温かい飲み物のほうが、この時期にはおすすめです。

■自律神経を整える飲み物

発汗、消化、代謝などの体の働きをつかさどっているのが自律神経です。しかし、天気、湿度、温度などの外的な要因が加わると、自律神経が乱れ、その乱れが不調を招きます。つまり自律神経を整えれば、梅雨どきを楽に活動的に過ごすことができるというわけです。「自律神経を整える」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、“飲み方を変えるだけ”と思えば、手軽に実践できるはず!交感神経を高めたいときには、コーヒー、紅茶、抹茶などに含まれているカフェインが効果的です。もちろん飲みすぎは良くないので気をつけましょう。逆に、ゆっくり休みたいときは、副交感神経を優位にするものを。常温の水や白湯、温かい麦茶やしょうが湯など。ノンカフェインのルイボスティーを寝る前に飲むようにしたら、体が楽になったという方もいるようですよ。

■体を冷やさないこと

冷えがよくないということは、もうみなさんご存知かと思います。この時期は、とくに胃腸の冷えに気をつけましょう。胃腸の冷えは、体内に湿気を呼び込み、老廃物や毒素の排出を滞らせてしまいます。キンキンに冷えた飲み物は控えめに! 冷たい飲み物は、喉の渇きをまねき、体の中を水びたしにする呼び水になってしまいます。こまめに飲むのであれば、常温のものを選びましょう。水のほか、利尿作用のある烏龍茶、コーン茶、とうもろこしのヒゲ茶なども、この時期にはおすすめですよ。できるだけ冷蔵庫を使わず、どうしても暑いというときには、氷をひとつだけ入れるようにしてみてくださいね。

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梅雨どきの体調管理の基本は、湿気との上手なおつきあい。シャキッと元気に過ごすには、自律神経を整えながら、体内に余分なものをためないようにしましょう。

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