皆さんのお部屋は片付いていますか? きれいなお部屋をキープできている方もいらっしゃると思いますが「なかなか時間がなくて……」と忙しさを理由に、お片づけを後回しにしている方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、夜勤や連勤で忙しいあなたにもおすすめの「すき間時間を使った片付け術」をご紹介します。今日から美部屋を目指しましょう。
■片づける場所を決める
最初に、今後1週間ほどの片付け計画を立てましょう。最初から頑張って手を広げるのは挫折の原因にもなりかねないので、1日15分の片付けを目安に、できそうな場所を割り振ります。「時間だとイメージが湧かない…」そんな方は「今日は机の引き出し一つ」など場所をイメージすると片付けやすいですよ。タンスなどの大きい引き出しの場合は、2日以上に分けます。
例えば「○月×日、タンス1段目右」などとカレンダーに書いておきます。ターゲット場所が定まったら、できるだけ1週間は毎日欠かさずに15分間実践してみましょう。もし、時間内に終わらなくても、15分でできるところまででストップします。一番の目的は、少しでも続けることで、片付けを習慣化させること! 予定を微調整しながら、気楽にやっていきましょう。
-
■15分片付けの手順
- 15分の片付けは、以下の手順ですすめていきましょう。
1.「物を全部取り出す」
すべて取り出すことで、物の全体量を視覚的に把握します。「あれ、こんなのあったっけ!
」と記憶から消し去られたものと、引き出しの隅っこで再会できるかも!?2.「分類する」
取っておくものと、処分するものに分けます。取っておくものは、同じ種類をまとめて、紙袋や段ボールに入れておきます。この時点では、あまり細かく分けなくて大丈夫です。3.「処分する」
明らかなゴミは捨てます。売ったり、譲ったりする物はまとめておきましょう。4.「収納しなおす」
1~3の手順が終わったら、物の新しい住所を定めて、種類ごとに入れ直します。
■「分類する」は直感で捨てるか残すか決める
先程紹介した一連の流れですが、一番悩むのは、残すものと処分するものを見極めるところではないでしょうか? とにかくこの分類の時点では、直感にまかせて選別していきましょう! 用意するのは、「残す」と「処分」の2つだけ! グレーゾーンをあえて設けず、あまり考えずに3秒ぐらいで、品物をどちらかに分けていきます。いますぐ捨てるわけでないので、大胆にサクサク分類! そして翌日、翌々日の一度「処分」の箱に入れた物は「もういらないかな……」という気になってくるもの。だんだんと捨て感度を上げていけば、処分できる物のハードルがだんだん下がってくるので、自然とお部屋をスッキリさせられるはずですよ。
-
■ゲーム感覚、15分以内で!
15分というのは、長すぎず短すぎず、集中力が続くちょうどよい時間です。「忙しく時間がない」というあなたは、テレビを見ながら、夕食の後、お風呂上りなどに。朝ほんの少し早起きするのもおすすめです。15分後にタイマーをかけて、隙間時間を活用しましょう。「絶対この時間で終わらせるぞ!」とゲーム感覚で取り組むのがポイント! 集中力が増して、達成感を得られます。この方法は、他の家事にも応用できます。時間内にどれだけ家事を終えられるかチャレンジしてみたり、5分間徹底的に掃除機をかけてみたり。時間を計るだけですが、つい面倒だと、後回しにしてしまいがちな家事を、少し楽しくしてくれるはずですよ。
忙しいと散らかりがちなお部屋も、小さなことの積み重ねで、すっきり綺麗に! あなたもぜひゲーム感覚で試してみてくださいね。