健康的にダイエットしたいあなたに、ぜひオススメしたい雑穀があります! 今回は体が内側からよみがえるような雑穀の使い方を学んでいきましょう。「雑穀といえば体に良さそう……」漠然とそんなイメージを持っている人も多いのでは!? ランチを食べに行って、雑穀米と白米を選べるお店も最近ではよく見かけますよね。お米と一緒に炊いてしまうのが一番手軽ですが、雑穀の使用用途は無限! 今回はお米を使わず、雑穀だけで作るスープリゾットをご紹介します。スープ感覚で食べられるので、忙しい看護師さんの夜食にもオススメですよ!
■雑穀の種類と効果
そもそも雑穀とは、「白米と精製された小麦以外の穀物」とされています。大麦、黒米、キビ、アワなどのイネ科、小豆などの豆類などが代表的です。他にもキヌア、ゴマ、玄米や発芽玄米も雑穀として扱われます。こうして並べてみると聞いたことのあるものばかりですよね。そんな雑穀には、食物繊維、ミネラル、ビタミンが豊富です。ただし、雑穀と言っても種類によって効果もさまざま。自分の悩みや体の状態に合わせて食べ分けていきましょう。
■自分だけの雑穀ブレンドを作る!
では雑穀の種類と効果を見ていきましょう。今回はスーパーなどでも手に入りやすい4種類をピックアップしていきます。
- きび:肝臓の老廃物や毒素を体の外に排出し、代謝を高めてくれる。
- あわ:腸内環境を整える、貧血予防に効果的。
- 大麦:食物繊維が豊富で、便秘解消に効果的。押麦、もち麦なども大麦の一種。
- キヌア:必須アミノ酸9種類を全て含んでいる。また生活習慣病にも効果がある。
効果を覚えておくと、その日の自分の体調や悩みに合わせて、ブレンドの割合を変えることもできます。ご飯に混ぜる以外にも、サラダやスープに加えることもオススメですよ。雑穀を上手に使って健康的なダイエットをしましょう。また、「最初は手軽に試してみたい!」という人は、『雑穀ブレンド』として販売されているものを活用するのもいいですね。
■雑穀のスープリゾット
《材料/2人分》
・雑穀:120g(全て合わせて120gになれば何を使っても良い。今回は大麦、もち麦、きび、キヌア、黒米、黒ごま、発芽玄米を使用。)
・玉ねぎ:1/2個(みじん切り)
・ニンニク:1片(みじん切り)
・人参:1/2本(みじん切り)
・オリーブオイル:大さじ1
・カレー粉:大さじ1
・ブイヨンスープ:600ml
・ローリエ:1枚
《作り方》
1.鍋にオリーブオイルを熱し、ニンニクを炒める。香りがたってきたら、玉ねぎと人参も加え、玉ねぎが透き通るまで炒める。
2.1に雑穀を全て加え、軽く炒める
3.2に、ブイヨンスープ、ローリエを加え、沸騰させる。
4.沸騰したら弱火にし、カレー粉を加えたら、10分程煮込む。雑穀が固めだったら、お好みの固さになるまで調整し、完成!
「日々のごはんに少し取り入れたいけど、毎回茹でるのが面倒…」という人は、まとめて茹でておいて、冷凍保存する方法もオススメ。今日からぜひ、雑穀生活を始めてみてはいかがですか?